語彙力パワーアップ講座、第12回目です。
本日でいよいよラストですね。
今日まで本当にお疲れさまでした。
最後は「Think」「Know」について、
アカデミックな言い方を紹介していきます。
それでは、さっそくどうぞ。
1.「Think」のアカデミックな言い方
アカデミックなエッセイでは、
「Think」を使うことは避けましょう。
その代わりに、
以下の語彙を使ってみてください。
【Thinkの言い換え】
・consider
・believe
・assume
・suppose
それぞれの使い方について、
例文を紹介していきますね。
(1) 「consider」の使い方!
「consider」の元々の意味は、
「熟考する/よく考える」です。
したがって、次のような文章では、
「think」の代わりに、
「consider」を使うことができます。
【例】キャリアを設計する前に、将来について慎重に考えることが重要です。
【X】It is crucial to think carefully about the future before starting a career.
【◯】It is crucial to consider carefully about the future before starting a career.
“慎重に考える”というのは、
言い換えれば、
“慎重に熟考する”ということですよね。
(2) 「believe」の使い方!
「believe」の元々の意味は、
「信じる/確信する」です。
「think」が使われるほとんどの場面で、
「believe」を代わりに使えます。
【例】多くの人が地球温暖化は解決できないと考えています。
【X】Many people think that global warming is unsolvable.
【◯】Many people believe that global warming is unsolvable.
“解決できないと考えています”というのは、
言い換えれば、
“解決できないと確信しています”ですよね。
(3) 「assume」の使い方!
「assume」の元々の意味は、
「推測する/想定する」です。
したがって、次のような文章では、
「think」より「assume」の方が、
スマートに聞こえます。
【例】不平等をなくすためには再分配が必要だと考えます。
【X】I think that redistribution is necessary to eliminate inequality.
【◯】I assume that redistribution is necessary to eliminate inequality.
“必要だと考えます”というのは、
言い換えれば、
“必要だと推測します”ですよね。
(4) 「suppose」の使い方!
「suppose」の元々の意味は、
「思う/想像する」です。
したがって、次のような文章では、
「think」の代わりに、
「suppose」を使ってみてください。
【例】増税は根本的な解決策ではないと考えます。
【X】I think that raising taxes is not a fundamental solution.
【◯】I suppose that raising taxes is not a fundamental solution.
“ではないと考えます”というのは、
言い換えれば、
“ではないと思います”ですよね。
2.「Know」のアカデミックな言い方
アカデミックなエッセイでは、
「Know」もなるべく使わない方が良いです。
その代わりに、
以下の語彙を使ってみてください。
【Knowの言い換え】
・understand
・realize
・discover
・comprehend
一つ一つ、例文を紹介していきますね。
(1) 「understand」の使い方!
「understand」の元々の意味は、
「理解する/判る」です。
したがって、次のような文章では、
「know」の代わりに
「understand」を使ってみてください。
【例】成功への第一歩は、自分の未熟さを知ることです。
【X】The first step to success is to know own immaturity.
【◯】The first step to success is to understand own immaturity.
“未熟さを知ること”というのは、
言い換えれば、
“未熟さを理解すること”ですよね。
(2) 「realize」の使い方!
「realize」の元々の意味は、
「気付く/実現する」です。
したがって、次のような文章では、
「know」より「realize」の方が、
スマートに聞こえます。
【例】銀行は自分たちの利益だけ考えているという事実を知ることです。
【X】It is important to know that the banks only value their profits.
【◯】It is important to realize that the banks only value their profits.
“事実を知ること”というのは、
言い換えれば、
“事実に気付くこと”ですよね。
(3) 「discover」の使い方!
「discover」の元々の意味は、
「発見する/(偶然)見つける」です。
したがって、次のような文章では、
「know」の代わりに、
「discover」を使うことができます。
【例】市民は必ずその政治家が腐敗していることを知るでしょう。
【X】Citizens will know that the politician is corrupt.
【◯】Citizens will discover that the politician is corrupt.
“ことを知るでしょう”というのは、
言い換えれば、
“ことを発見するでしょう”ですよね。
(4) 「comprehend」の使い方!
「comprehend」の元々の意味は、
「理解する/把握する」です。
したがって、次のような文章では、
「know」より「comprehend」の方が、
スマートに聞こえます。
【例】経済がどのように機能するか全容を知ることは不可能です。
【X】 It is impossible to know the whole system of how the economy works.
【◯】 It is impossible to comprehend the whole system of how the economy works.
“全容を知ること”というのは、
言い換えれば、
“全容を把握すること”ですよね。
以上、「Think」「Know」の
アカデミックな言い方でした。
3. ライティングに本気なあなたへ
英作文における、
アカデミックな言い換え表現は完璧ですね。
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以上で、
語彙力アップ講座の全章が修了です。
今回まで、本当にお疲れさまでした。
そして、最後まで読んでくださって、
本当にありがとうございました。