語彙力アップ講座の第3回目です。
今回は、「Big」と「Small」について、
アカデミックな言い方を紹介していきます。
では、今回も頑張りましょう。
1.「Big」のアカデミックな言い方
アカデミックなエッセイでは、
「Big」を使うことは避けましょう。
その代わりに、
以下の語彙を使ってみてください。
【Big(large)の言い換え】
・sizable
・significant
・considerable
・major
それぞれの使い方について、
例文を紹介していきますね。
(1) 「sizable」の使い方!
「sizable」の元々の意味は、
「かなり大きい/相当に多い」です。
したがって、次のような文章では、
「big」の代わりに
「sizable」を使ってみてください。
【例】そのお寺の南門には大きな銅像がある。
【X】There is a big statue at the south gate of the Temple.
【◯】There is a sizable statue at the south gate of the Temple.
“大きな銅像”というのは、
言い換えれば、
“かなり大きい銅像”ということですよね。
(2) 「significant」の使い方!
「significant」の元々の意味は、
「重大な/大した」です。
したがって、次のような文章では、
「big」より「significant」の方が、
スマートに聞こえます。
【例】両親の教育は、子供の将来に大きな影響がある。
【X】Parent’s education has a big impact on children’s future.
【◯】Parent’s education has a significant impact on children’s future.
“大きな影響”というのは、
言い換えれば、
“重大な影響”ということですよね。
(3) 「considerable」の使い方!
「considerable」の元々の意味は、
「かなりの/著しい」です。
したがって、次のような文脈では、
「big」より
「considerable」を使ってみてください。
【例】科学者の頑張りのおかげで、生命工学は大きく進歩した。
【X】Scientists have made big progress in the study of biotechnology.
【◯】Scientists have made considerable progress in the study of biotechnology.
“大きな進歩”というのは、
言い換えれば、
“著しい進歩”ということですよね。
(4) 「major」の使い方!
「major」の元々の意味は、
「大きいほうの/主要な/重要な」です。
「大きな物事」という意味の文脈では、
「big」の代わりに、
「major」を使うことができます。
【例】大きな挑戦をすることは、強い自信につながる。
【X】Overcoming a big challenge will give individuals confidence.
【◯】Overcoming a major challenge will give individuals confidence.
“大きな挑戦”というのは、
言い換えれば、
“重要な(大きいほうの)挑戦”ですよね。
2.「Small」のアカデミックな言い方
アカデミックなエッセイでは、
「Small」もなるべく使わない方が良いです。
その代わりに、
以下の語彙を使ってみてください。
【Small(little)の言い換え】
・insignificant
・negligible
・imperceptible
・minor
一つ一つ、例文を紹介していきますね。
(1) 「insignificant」の使い方!
「insignificant」の元々の意味は、
「取るに足らない/ごくわずかな」です。
したがって、次のような文章では、
「small」の代わりに
「insignificant」を使ってみてください。
【例】成功と失敗の間には、ごく小さな差しかない。
【X】There is only a small difference between success and failure.
【◯】There is only an insignificant difference between success and failure.
“小さな差”というのは、
言い換えれば、
“ごくわずかな差”ということですよね。
(2) 「negligible」の使い方!
「negligible」の元々の意味は、
「無視できる/わずかな」です。
したがって、次のような文章では、
「small」より「negligible」の方が、
スマートに聞こえます。
【例】ファストフードには、ごく小さな量の栄養しか含まれていない。
【X】There is only a small amount of nutrients in fast food.
【◯】There is only a negligible amount of nutrients in fast food.
“小さな量”というのは、
言い換えれば、
“無視できるくらいの量”ですよね。
(3) 「imperceptible」の使い方!
「imperceptible」の元々の意味は、
「知覚できない/かすかな」です。
したがって、次のような文脈では、
「small」より
「imperceptible」を使ってみてください。
【例】人類の進歩はとても小さくゆっくりだが、確かである。
【X】Human progress is small and slow but steady.
【◯】Human progress is imperceptible and slow but steady.
“小さな進歩”というのは、
言い換えれば、
“知覚できない速さ”ということですよね。
(4) 「minor」の使い方!
「minor」の元々の意味は、
「少数の/マイナーな/取るに足らない」です。
「小さな問題」という意味の文脈では、
「small」の代わりに、
「minor」を使ってみてください。
【例】男女の賃金格差は、決して小さな問題ではない。
【X】The wage gap between men and women is not a small issue.
【◯】The wage gap between men and women is not a minor issue.
“小さな問題”というのは、
言い換えれば、
“マイナーな問題”ということですよね。
以上、「Big」「Small」の
アカデミックな言い方でした。
3. ライティングに本気なあなたへ
これで、
アカデミックな言い換え表現は完璧ですね。
では肝心のライティングですが、
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以上、これにて語彙力アップ講座
第3回目は終了です。
おつかれさまでした!
少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは、今回はこの辺にて。