語彙力アップ講座の5回目です。
本日は「Fast」と「Slow」について、
アカデミックな言い方を紹介していきます。
それでは、さっそくどうぞ。
1.「Fast」のアカデミックな言い方
アカデミックなエッセイでは、
「Fast」を使うことは避けましょう。
その代わりに、
以下の語彙を使ってみてください。
【Fastの言い換え】
・breakneck
・quick
・swift
それぞれの使い方について、
例文を紹介していきますね。
(1) 「breakneck」の使い方!
「breakneck」の元々の意味は、
「異常な速さの/首が折れるくらい」です。
したがって、次のような文章では、
「fast」の代わりに
「breakneck」を使ってみてください。
【例】テクノロジーはとても早いペースで進化している。
【X】Technology is evolving at a fast pace.
【◯】Technology is evolving at a breakneck pace.
“とても早いペース”というのは、
言い換えれば、
“異常なほど速いペース”ですよね。
(2) 「quick」の使い方!
「quick」の元々の意味は、
「素早い/機敏な」です。
したがって、次のような文章では、
「fast」より「quick」の方が、
スマートに聞こえます。
【例】上司とメールをするときは、早いレスポンスが大切だ。
【X】A fast response is essential when exchanging emails with a boss.
【◯】A quick response is essential when exchanging emails with a boss.
“早いレスポンス”というのは、
言い換えれば、
“素早いレスポンス”ということですよね。
(3) 「swift」の使い方!
「swift」の元々の意味は、
「迅速な/すばやい」です。
「fast」が使われるほとんどの場面で、
「swift」に置き換えることができます。
【例】緊急事態では、問題に対処するための早い対応が必要だ。
【X】In an emergency, fast actions to deal with problems are needed.
【◯】In an emergency, swift actions to deal with problems are needed.
“早い対応”というのは、
言い換えれば、
“迅速な対応”ということですよね。
2.「Slow」のアカデミックな言い方
アカデミックなエッセイでは、
「Slow」もなるべく使わない方が良いです。
その代わりに、
以下の語彙を使ってみてください。
【Slowの言い換え】
・gradual
・moderate
・sluggish
一つ一つ、例文を紹介していきますね。
(1) 「gradual」の使い方!
「gradual」の元々の意味は、
「ゆるやかな/段階的な」です。
「slow」が使われるほとんどの場面で、
「gradual」に置き換えることができます。
【例】人類の進歩はゆっくりではあるが、着実です。
【X】Human progress is slow but steady.
【◯】Human progress is gradual but steady.
“ゆっくりとした進歩”というのは、
言い換えれば、
“ゆるやかな進歩”ということですよね。
(2) 「moderate」の使い方!
「moderate」の元々の意味は、
「適度な/控えめな」です。
したがって、次のような文章では、
「slow」の代わりに
「moderate」を使ってみてください。
【例】その国の経済は、ゆっくりと成長している。
【X】The economy in that country grew at a slow pace.
【◯】The economy in that country grew at a moderate pace.
“ゆっくりとした成長”というのは、
言い換えれば、
“適度な成長”ということですよね。
(3) 「sluggish」の使い方!
「sluggish」の元々の意味は、
「動きが遅い/停滞気味の」です。
したがって、次のような文章では、
「slow」より「sluggish」の方が、
スマートに聞こえます。
【例】今の所その国の経済回復はゆっくりとしています。
【X】Economic recovery has so far been slow in that country.
【◯】Economic recovery has so far been sluggish in that country.
“ゆっくりとしています”というのは、
言い換えれば、
“停滞気味の”ということですよね。
以上、「Fast」「Slow」の
アカデミックな言い方でした。
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以上、これにて第5回目は終了です。
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