語彙力アップ講座、第6回目です。
ちょうど前半戦の最後ですね。
本日は「Easy」「Hard」について、
アカデミックな言い方を紹介していきます。
それでは、さっそくどうぞ。
1.「Easy」のアカデミックな言い方
アカデミックなエッセイでは、
「Easy」を使うことは避けましょう。
その代わりに、
以下の語彙を使ってみてください。
【Easyの言い換え】
・unchallenging
・uncomplicated
・straightforward
・effortless
それぞれの使い方について、
例文を紹介していきますね。
(1) 「unchallenging」の使い方!
「unchallenging」の元々の意味は、
「挑戦的ではない/簡単な」です。
したがって、次のような文章では、
「easy」の代わりに
「unchallenging」を使ってみてください。
【例】貧困を無くすことは簡単な仕事ではない。
【X】Solving world poverty is not an easy task.
【◯】Solving world poverty is not an unchallenging task.
“簡単な仕事”というのは、
言い換えれば、
“挑戦的ではない仕事”ですよね。
(2) 「uncomplicated」の使い方!
「uncomplicated」の元々の意味は、
「複雑ではない/安易な」です。
したがって、次のような文章では、
「easy」より「uncomplicated」の方が、
スマートに聞こえます。
【例】簡単な作業のみを求められる仕事は時給が低い。
【X】Jobs that involve only easy tasks are low-paying.
【◯】Jobs that involve only uncomplicated tasks are low-paying.
“簡単な作業”というのは、
言い換えれば、
“複雑ではない作業”ですよね。
(3) 「straightforward」の使い方!
「straightforward」の元々の意味は、
「シンプルな/率直な/分かりやすい」です。
「easy」が使われるほとんどの場面で、
「straightforward」が代わりに使えます。
【例】市内の犯罪率を減らすことは簡単な仕事ではない。
【X】Reducing the crime rate in a city is not an easy task.
【◯】Reducing the crime rate in a city is not a straightforward task.
“簡単なタスク”というのは、
言い換えれば、
“シンプルなタスク”ですよね。
(4) 「effortless」の使い方!
「effortless」の元々の意味は、
「努力を要しない/苦労しない」です。
したがって、次のような文章では、
「easy」の代わりに
「effortless」を使ってみてください。
【例】海辺の掃除は簡単そうに見えるが、実際は大変だ。
【X】Cleaning the shoreline looks easy, but it is actually laborious.
【◯】Cleaning the shoreline looks effortless, but it is actually laborious.
“簡単そうな作業”というのは、
言い換えれば、
“努力を要しない作業”ですよね。
2.「Hard」のアカデミックな言い方
アカデミックなエッセイでは、
「Hard」もなるべく使わない方が良いです。
その代わりに、
以下の語彙を使ってみてください。
【Hardの言い換え】
・challenging
・tricky
・complicated
・laborious
一つ一つ、例文を紹介していきますね。
(1) 「challenging」の使い方!
「challenging」の元々の意味は、
「努力を要する/困難な」です。
したがって、次のような文章では、
「hard」の代わりに
「challenging」を使ってみてください。
【例】子どもに教えることは大変だが、やりがいのある仕事だ。
【X】Teaching young children is a hard but rewarding job.
【◯】Teaching young children is a challenging but rewarding job.
“大変な仕事”というのは、
言い換えれば、
“努力を要する仕事”ですよね。
(2) 「tricky」の使い方!
「tricky」の元々の意味は、
「ややこしい/難しい」です。
したがって、次のような文章では、
「hard」より「tricky」の方が、
スマートに聞こえます。
【例】移民トラブルは解決するのが大変な問題です。
【X】It is hard problem to solve the immigration issue.
【◯】It is tricky problem to solve the immigration issue.
“大変な問題”というのは、
言い換えれば、
“ややこしい問題”ですよね。
(3) 「complicated」の使い方!
「complicated」の元々の意味は、
「複雑な/込み入った」です。
「hard」が使われるほとんどの場面で、
「complicated」が代わりに使えます。
【例】その機械を直すには難しい作業を伴う。
【X】It takes some hard works to fix the machine.
【◯】It takes some complicated works to fix the machine.
“難しい作業”というのは、
言い換えれば、
“複雑な作業”ですよね。
(4) 「laborious」の使い方!
「laborious」の元々の意味は、
「骨の折れる/労力を要する」です。
したがって、次のような文章では、
「hard」の代わりに
「laborious」を使ってみてください。
【例】絶滅寸前の動物を保護することは難しい仕事だ。
【X】Protecting endangered animals involves hard tasks.
【◯】Protecting endangered animals involves laborious tasks.
“難しい仕事”というのは、
言い換えれば、
“骨の折れる仕事”ですよね。
以上、「Easy」「Hard」の
アカデミックな言い方でした。
3. ライティングに本気なあなたへ
これで、
アカデミックな言い換え表現は完璧ですね。
では肝心のライティングですが、
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以上、これにて語彙力アップ講座
第6回目は終了です。
おつかれさまでした!
少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは、今回はこの辺にて。