語彙力パワーアップ講座、第9回目です。
本日は「Chance」「We」について、
アカデミックな言い方を紹介していきます。
それでは、さっそくどうぞ。
1.「Chance」のアカデミックな言い方
アカデミックなエッセイでは、
「Chance」を使うことは避けましょう。
その代わりに、
以下の語彙を使ってみてください。
【Chanceの言い換え】
・opportunity
・possibility
・likelihood
・feasibility
それぞれの使い方について、
例文を紹介していきますね。
(1) 「opportunity」の使い方!
「opportunity」の元々の意味は、
「好機/機会/チャンス」です。
「chance」が使われるほとんどの場面で、
「opportunity」を代わりに使えます。
【例】先進国では、すべての人に平等な教育のチャンスがあります。
【X】In developed countries, there are equal educational chances for all.
【◯】In developed countries, there are equal educational opportunities for all.
“平等な教育のチャンス”というのは、
言い換えれば、
“平等な教育の機会”ということですよね。
(2) 「possibility」の使い方!
「possibility」の元々の意味は、
「可能性/見込み/蓋然性」です。
したがって、次のような文章では、
「chance」より「possibility」の方が、
スマートに聞こえます。
【例】その大統領が再び当選する可能性はない。
【X】There is no chance that the president will be re-elected.
【◯】There is no possibility that the president will be re-elected.
“当選する可能性”というのは、
言い換えれば、
“当選する見込み”ですよね。
(3) 「likelihood」の使い方!
「likelihood」の元々の意味は、
「公算/可能性/見込み」です。
したがって、次のような文章では、
「chance」の代わりに、
「likelihood」を使うことができます。
【例】マスクはウイルスに感染する可能性を減らしてくれます。
【X】Masks reduce the chance of infecting a virus.
【◯】Masks reduce the likelihood of infecting a virus.
“感染する可能性”というのは、
言い換えれば、
“感染する公算”ということですよね。
(4) 「feasibility」の使い方!
「feasibility」の元々の意味は、
「蓋然性/実現可能性」です。
したがって、次のような文章では、
「chance」より「feasibility」の方が、
スマートに聞こえます。
【例】それらの国々が貧困から抜け出す可能性は低いです。
【X】The chance of getting out of poverty in those countries is low.
【◯】The feasibility of getting out of poverty in those countries is low.
“抜け出す可能性”というのは、
言い換えれば、
“抜け出す実現可能性”ということですよね。
2.「We」のアカデミックな言い方
アカデミックなエッセイでは、
「We」もなるべく使わない方が良いです。
その代わりに、
以下の語彙を使ってみてください。
【Weの言い換え】
・people
・public
・citizen
・individuals
一つ一つ、例文を紹介していきますね。
(1) 「people」の使い方!
「people」の元々の意味は、
「人々/国民/人民」です。
したがって、次のような文章では、
「we」の代わりに
「people」を使ってみてください。
【例】私たちは問題をより良い解説作を考える必要があります。
【X】We need to think of a better way to solve the problem.
【◯】People need to think of a better way to solve the problem.
“私たちは”というのは、
言い換えれば、
“人々は”ということですよね。
(2) 「public」の使い方!
「public」の元々の意味は、
「公衆/社会/一般大衆」です。
したがって、次のような文章では、
「we」より「public」の方が、
スマートに聞こえます。
【例】政治家が何をしようと、私たちは抵抗運動を止めるべきではない。
【X】Whatever the politician says, we should not stop the resistant movement.
【◯】Whatever the politician says, the public should not stop the resistant movement.
“私たちは抵抗運動を”というのは、
言い換えれば、
“一般大衆は抵抗運動を”ですよね。
(3) 「citizen」の使い方!
「citizen」の元々の意味は、
「市民/国民/公民」です。
したがって、次のような文章では、
「we」の代わりに
「citizen」を使ってみてください。
【例】私たちの声は政治に反映されるべきです。
【X】Our voices should be reflected in politics.
【◯】Citizen’s voices should be reflected in politics.
“私たちの声”というのは、
言い換えれば、
“市民の声”ということですよね。
(4) 「individuals」の使い方!
「individuals」の元々の意味は、
「個人/各自/各々」です。
したがって、次のような文章では、
「we」の代わりに
「individuals」を使ってみてください。
【例】私たちはみんな発言する権利がある。
【X】We have the freedom to speak.
【◯】Individuals have the freedom to speak.
“私たちはみんな”というのは、
言い換えれば、
“個人はみんな”ということですよね。
以上、「Chance」「We」の
アカデミックな言い方でした。
3. ライティングに本気なあなたへ
英作文における、
アカデミックな言い換え表現は完璧ですね。
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以上、これにて語彙力アップ講座
第9回目は終了です。
おつかれさまでした!
少しでも参考になれば嬉しいです。
では、次回の語彙力アップ講座でお会いしましょう。