みなさん、こんにちは。
すぐるです。
本日は、みんな大好き分詞構文です。
これでみなさんも、
分詞構文マスター!
1.そもそも分詞構文とは?
分詞構文とは、簡単に言えば、
省略表現のことです。
二つの節から成り立つ文章の、
副詞節を簡単に表現したのが分詞構文です。
「主節+副詞節」or「副詞節+主節」
の副詞節を、Ving+O(C)で表現します。
【例】
・Having Understood the teacher’s advice, I changed my path for the future.
「先生のアドバイスを理解したので、私は将来の進路を変えました。」
前半の副詞節の部分が、
分詞構文になっていますね。
本来であれば、
次のように書くことができました。
【本来】
・I have understood the teacher’s advice, and I changed my path for the future.
「先生のアドバイスを理解したので、私は将来の進路を変えました。」
このように、S+V+O(C)の副詞節を
Ving+O(C)の形に省略したのが分詞構文です。
(その方がスマートに見えるから)
ただ、読んで分かるように、
省略した分、
文章の意味が理解しにくくなります。
それに、分詞構文はただでさえ、
複数の意味で訳すことができるため、
ふつう、
明らかに文章の意味が理解できる場合のみ
分詞構文を使います。
また分詞構文は
口語文ではあまり使わないようです。
エッセイを書くときに限り、
文章をかっこよく見せる目的で
分詞構文を使うのがおすすめですね。
それでは、
分詞構文の6つの訳し方について、
一つずつ紹介していきます。
2.分詞構文の6つの訳し方と例文
分詞構文には大きく6つの訳し方があります。
・原因・理由/~するので
・時/~するとき
・条件/~するならば
・譲歩/~するけれども
・付帯状況/~しながら
・結果/…そして~した
基本的に、
この6つの訳さえ理解できれば、
分詞構文に関してはバッチリです。
それぞれ例文を見て、
理解を深めていきましょう。
(1) 原因・理由/~するので
・Having worked all night, I had a headache in the morning.
「昨晩は寝ずに仕事をしていたので、朝から頭痛がひどかったです。」
「~したので」という原因を表していますね。
「~だったから、今は~だ」という意味の文章になります。
ちなみに、
分詞構文を使わずに書くなら、
・Since I had worked all night, I had a headache in the morning.
のように、
従位接続詞のSinceを使って表現できますね。
もしくは「as」を使ってもいいかもしれません。
(2) 時/~するとき
・Washing my car in the yard, a thief broke into my house.
「庭で車を洗っているとき、泥棒に入られました。」
「~しているとき」という時を表していますね。
こちらも先ほどと同じく、
「When」を使うことで表現できますね。
・When I was washing my car in the yard, a thief broke into my house.
もしくは文章によっては、
「While」の方がしっくり来るかもしれません。
(3) 条件/~するならば
・Used carefully, the machine will last for five years.
「大切に使えば、その機械は5年持ちます。」
「~するならば」という条件を表していますね。
省略せずに書くならば、
「if」で表現することができますね。
・If you use the machine carefully, it will last for five years.
(4) 譲歩/~するけれども
・Respecting the opposite views, I will not change my opinion.
「反対意見を尊重してはいるが、私は自分の考えは曲げません。」
「~はするが」という譲歩を表していますね。
分詞構文を使わずに書くなら、
「Although」で表現できますね。
・Although I respect the opposite views, I will not change my opinion.
他にも、thoughやhoweverでもOKです。
(5) 付帯状況/~しながら
・I painted the walls of my room, listening to music.
「私は音楽を聴きながら、部屋の壁を塗装した。」
「~しながら」という付帯状況を表していますね。
省略せずに書くなら、
「while」を使うことで表現できます。
・I painted the walls of my room, while listening to music.
(6) 結果/…そして~した
・His little joke enraged his boss, ending up being fired.
「彼のささいな冗談がボスを怒らせてしまい、(そして)彼は解雇された。」
「そして~した」と訳すことができるのが、
結果を表す分詞構文です。
分詞構文を使わずに書くならば、
「and」でつなぐことができます。
・His little joke enraged his boss, and he was fired.
以上、分詞構文の6つの訳し方でした。
4.今日の【練習問題】と【ワンフレーズ】
【練習問題】
譲歩と結果を表す
分詞構文を使った英文を
それぞれ作ってみてください。
【ワンフレーズ】
・be on top of the world
・意味:とても嬉しい
「感激した」「心から嬉しい」
と言いたいときに便利なフレーズです。
「I am very happy」や
「I am really pleased」
と言うよりネイティブ感溢れます。
・When I passed the exam, I was like on the top of the world.
などのように言えますね。
ぜひ使ってみてくださいな。
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