こんにちは、
英語ブロガーのSuguru(@sugueigo)です。
IELTSリーディングを攻略するためには、
問題のタイプとその解き方を知る必要があります。
【IELTSライティングを完全攻略したい方へ】
IELTSリーディング6つの問題タイプを解説
IELTSのリーディングには6つの問題タイプがあります。
- 穴埋め問題
- TRUE-FALSE問題
- マッチング問題
- 複数選択肢問題
- パラグラフ一致問題
- 題名一致問題
この6つの問題タイプと各問題の解き方を理解することで、高得点が狙えます。
① 穴埋め問題
穴埋め問題とは、与えられた文章内の空欄に当てはまる言葉を本文中から探し出し、穴埋めして文章を完成させる問題です。
空欄に当てはまる文字数は、問題によって1個〜3個とさまざまです。
そして穴埋め問題は、IELTSリーディングの問題の中でも比較的かんたんな方です。
- 問題の順番と本文の順番が一致している
- 問題の文章は本文中の言い換え表現になっている
上の2つのことを心得ておけば、穴埋め問題はとても簡単に解くことができます。
まず穴埋め問題では、問題の順番と本文の順番が一致しています。
つまり1問目の答えが第一パラグラフにあって、3問目の答えが第二パラグラフにある場合、2問目の答えは第二パラグラフにある可能性が高いです。
つまり、問題の順番と本文の流れが対応しているということです。
次に、空欄がある文章は本文中にある文章の言い換え表現になっています。
つまり、空欄の答えを見つけたかったら、空欄の前後の文章の言い換え表現を本文中から探せばいいわけです。
以上の2つのコツを押さえれば、穴埋め問題はスッとできるはずです。
② TRUE-FALSE問題
TRUE-FALSE問題とは、与えられた文章の内容が正しいかどうかを選ぶ問題です。
文章の内容が正しければTRUEを、間違っていたらFALSEを、そもそも情報が本文に載っていなかったらNOT GIVENを選びます。
他にも、YES、NO、NOT GIVENの3つから選ばせる問題もあります。
- 問題の順番と本文の順番が一致している
- 問題の文章は本文中の言い換え表現になっている
TRUE-FALSE問題も、先ほどの穴埋め問題と同じく、問題の順番と本文の流れが対応しています。
言い換え表現を探すのも穴埋め問題と同じですね。
③ マッチング問題
マッチング問題とは、正しい組み合わせを選ぶ問題です。
例えば上の問題の場合、4つの発言内容があり、その下のボックスにはA〜Dの4つの名前があります。
つまり、誰がどの発言をしたのか?という正しい組み合わせを作る問題になっていますね。
- 本文中から人物名を探しマークしておく
- 人物名の周辺を読み一致するものを選ぶ
マッチング問題を解く上で大切なことは、問題の順番と本文の流れは対応していないということです。
つまり、バラバラだということです。
このことを踏まえて問題を解いていく必要があります。
まず最初に、人物名など、マッチングさせるキーワードとなるものをマークしておきましょう。
次にキーワード周辺を読みながら、対応する発言を選んでいく形が良いでしょう。
④ 複数選択肢問題
複数選択肢問題とは、複数の選択肢の中から正しいものを一つ選ぶ問題です。
例えば上の問題の場合、4つの質問があり、それぞれにA〜Dの選択肢がありますね。
このA〜Dの中から質問に合う答えを選ぶ必要があります。
- 問題の順番と本文の流れは対応している
- 質問文中のキーワードを本文中から探し出す
まず複数選択肢問題も、問題の順番と本文の流れが対応しています。
特に質問文内で、In the second paragraphのように指示がある場合が多いので、そこを参考にしましょう。
次に質問文の中にキーワードとなりそうなものをマークし、それに対応する言葉を本文中から探していきましょう。
その本文中の対応する部分の周辺に正しい答えが書いてあることが多いです。
⑤ パラグラフ一致問題
パラグラフ一致問題とは、各パラグラフの内容に最も一致する文章を選ぶ問題です。
例えば上の問題の場合、A〜Gまでのパラグラフの内容を最も正確に表した文章を27〜34で一致させる必要があります。
ここで注意をして欲しいのは、1つのパラグラフの説明をした文章が2つ以上ある場合もあることです。
- パラグラフ一致問題は必ず一番最後に解く
- パラグラフごとに大まかな内容をメモしておく
まず第一に、パラグラフ一致問題はダントツで難しいです。
時間がかかる上に、正答率も低くなりがちです。
だからこそ、一番最後に解くことをおすすめします。
むしろ、他の簡単な問題や得意な問題に時間をかけるべきです。
次にパラグラフ一致問題を解くコツは、パラグラフごとに大まかな内容をメモしておくことです。
これは一体何について話しているパラグラフなのか?
この大体の内容が分かれば、なんとなく解くことができます。
それが難しい場合は、各パラグラフの先頭もしくは最後の一文を読むようにしましょう。
必ずではないですが、パラグラフの要約は先頭もしくは一番最後の文章に書かれていることが多いです。
あまり大声では言えませんが、
パラグラフ一致問題は、捨て問題にしてもいいと思います。
⑥ 題名一致問題
題名一致問題とは、ほぼパラグラフ一致問題と同じです。
もし各パラグラフに題名を付けるなら、何になるか?それを選ぶ問題です。
- 題名一致問題は必ず一番最後に解く
- パラグラフごとに大まかな内容をメモしておく
題名一致問題も、先ほどのパラグラフ一致問題と同じく、一番最後に解きましょう。
パラグラフを読み終えるたびに、内容を軽くメモしておくのも同じですね。
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IELTSリーディングが驚くほど伸びる3ステップ勉強法
IELTSのリーディングの勉強には、過去問を使うのが一番いいです。
その上で、IELTSリーディングを伸ばすための勉強法です。
大きく3ステップで勉強をしていきましょう。
- 英文解釈力を付け、長文を読む力を付ける
- 6つの問題タイプを理解し個別に問題を解く
- 時間制限なしで解く、スピードを上げる訓練
以上の3つのステップを踏むことで、リーディングのスコアが上がっていきます。
① 英文解釈力を付け、長文を読む力を付ける
まず初めの段階として、英文解釈力を付けていきましょう。
英文解釈力とは、複雑な文章を読みこなすためのさまざまな技術のことです。
IELTSリーディングに小手先のテクニックは通用しません。
本質的な英語を読む力を付けて、はじめて点数を取ることができます。
そのために英文解釈の勉強は必須です。
“最高峰”の英文解釈力を付けたいなら、次の参考書がおすすめです。
ぼくはこの一冊をマスターしたおかげで、IELTSリーディングの点数がぐんぐん伸びていきました。
必ずやるべき勉強だと思います。
英文解釈力が付いてきたら、どんどんIELTSリーディングの長文を読んでいきましょう。
この時、問題を解く必要はありません。
長文を読める、理解できる、という状態を作ることが大切です。
② 6つの問題タイプを理解し、個別に問題を解く
6つの問題タイプをよく理解し、個別に問題を解いていきましょう。
各問題の出方をつかみ、傾向に慣れていくことが大切です。
この時、時間はいくらかけてもいいので、解ける感覚を掴んでいきましょう。
最初の頃は、1問解くのに30分でも、60分でも時間をかけてみてください。
解けないことには、いくら時間制限を設けても意味がありませんからね。
まずは、時間さえかければ解ける、という段階に持っていくことが重要です。
③ 制限時間なしで解く、スピードを上げる訓練
最初から最後まで、通して問題を解いてみましょう。
この段階では、集中力を鍛えていきます。
はじめのうちはかなりシドいと思います。
しかし集中力は、鍛えれば鍛えた分だけ上がっていきます。
それが出来てきたら、最終仕上げとして、スピードを上げる訓練をしていきましょう。
この段階ではじめて時間制限を設け、緊張感を持って取り組んでいきましょう。
ゴールの目安として、各大問、簡単な順に15分、17分、20分を目標にしましょう。
全部で52分で解き終えられたら、素晴らしいです。
【推奨教材】
ゼロから最短でライティングスコア6.5を目指す▶︎▶︎
IELTSリーディングの勉強法まとめ
本日の内容をまとめると、
IELTSリーディングの勉強は以下の3ステップで取り組みましょう。
- 英文解釈力を付け、長文を読む力を付ける
- 6つの問題タイプを理解し個別に問題を解く
- 時間制限なしで解く、スピードを上げる訓練
この3つのステップを踏むことで、確実に力が伸びていきます。
IELTSは本当に難しいテストですが、諦めずに頑張っていきましょう。
ぶっちゃけリーディングは怖くない
最後に少しぶっちゃけたお話をしますが、
正直なところリーディングはあまり脅威ではありません。
なぜなら、ぼく達は学校で散々やってきたからです。
リーディングとリスニングに関しては、嫌というほど勉強をしてきました。
いくらIELTSのリーディングが難しいとはいえ、大きな壁にはなりません。
それよりも怖いのはライティングです。
ぼくらはエッセイを書いた経験が少なすぎるからです。
未経験のままIELTSライティングができるわけありません。
ライティングでIELTSを挫折する人は多いですが、そもそも習ったことがないから当たり前なんです。
だったらここで本気で学んでしまえばいいんです。
>>IELTSライティング完全攻略 講座では、エッセイの書き方が学べます。
今からでも本気でライティングに向き合うのが吉かなと思います。
ライティングができれば、リーディングも伸びる
それに何より、ライティングを学べばリーディング力は自然と伸びちゃいます。
なぜなら、リーディングって人の主張を読み取る力ですよね。
対して、ライティングは自分の主張を伝える力だからです。
つまり、自分の考えを伝える訓練をすることで、どう書けば伝わりやすいのか?という感覚が磨かれ、その感覚は人の文章を読む時にも生きるからです。
「あ〜なるほど、この読者はこれを伝えたいから、これを具体例に出したのね。はい、はい。」みたいな感じです。
実際、ぼく自身ライティングを極めるようになってからは、読む力が圧倒的に伸びました。
そう考えれば、ライティングを集中的に勉強するのが、一番効果的なのかなーと。
自分の意見を書く訓練をすることで、人の伝えたいことを読み取る力は自然と付いていきますからね。
一石二鳥というより、三鳥、四鳥ぐらいは軽く超えちゃいます。
IELTSライティング 完全攻略 講座
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なぜなら上限部数が限定だからです。
海外進出までの時間とお金を大幅にカットできますので、
IELTSを本気で突破したい方は見て後悔はさせません。