こんにちは、
英語ブロガーのSuguru(@sugueigo)です。
この記事を読むことで、英語で自分の意見がバリバリ言えるようになり、IELTSのスピーキングで6.0を取る具体的な方法が見えてきます。
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スピーキングができないのは自分の意見がないから!意見を磨く勉強法を紹介
まずスピーキングテストが難しい根本的な原因は、そもそも自分の意見がないっていうことだと思うんです。
実際、ぼくのIELTSスピーキングスコアが5.0止まりだった時は、英語が分からないというより“何を話せばいいか分からない”という状態でした。
つまり、英語以前に、日本語で同じ質問をされたとしても答えることができなかったと思うんですよね。
だから、まずは日本語で自分の意見を言えるようすることが重要だと思うんです。
そこでぼくは、自分の意見力を磨くために次の3つのことを実践しました。
・ニュースや新聞、雑誌に毎日触れる
・その記事を読んで自分はどう感じたかを話す
・他人の意見を聞いてみる(ネットニュースのコメント覧や家族、友達に聞く)
この3つのトレーニングを繰り返すことで、徐々に自分の意見が磨かれていきます。
意見を述べることが得意になって、話すことが楽になっていくんですよね。
また、ニュースや雑誌の記事に触れるたびに知識が増えていきます。
すると、どんな話題に対しても話せるようになるんですよね。アドリブが得意になります。
そしてさらに、家族や友だちの意見も聞くことで、様々な視点で物事を考えられるようになっていきます。
つまり大切なことは、様々な意見に触れ、自分の考えを言葉にし、引き出しをたくさん持っておくことです。
論理的な意見の組み立て方を紹介!
さて、自分の意見を組み立てるときに大切なことは3つあります。
・まずは型に入れて話す
・本音と感情にフォーカスする
・とにかく量をこなす!
①:型に入れて話す
自分の意見を論理的に組み立てるときは、次の型に入れて話してみてください。
意見をまとめることが苦手な人でも、一発で論理的な発言をすることができるようになります。
主張(Yes か No か)
理由(Why?)
根拠(What kind of?)
発展(What if?)
まとめ(主張の繰り返し)
では、それぞれの項目を詳しく解説していきます。
まずは主張の部分です。主張の部分では、基本的に質問文に対して自分はどう考えているのか?を率直に答えます。
YESかNOで聞かれている場合は、YESかNOで答えます。そのとき、質問文の言い換えをしながら答えられると尚いいです。
次に理由の部分です。主張の次はいつも理由を言います。理由とは、つまり自分はなぜそう考えるのか?のなぜの部分です。
たとえば、あなたはどんな食べものが好きですか?と聞かれたとき、"カレー"だと答えたとします。
このとき、なぜカレーが好きなのか?を考える部分が理由です。理由を答えるときは"なぜ"を考えると答えやすいです。
3つ目に根拠の部分です。根拠は自分の理由をサポートする役割があります。つまり、根拠なしの理由は意見として弱いんですよね。
だから、根拠をしっかりと示して理由を補強する必要があります。根拠を示す方法はいくつかありますが、基本的には具体例を入れてあげるとベストです。
つまり、What kind of?を考えてあげます。他にも実体験や科学的根拠を話すのもいいと思います。
4つ目は発展の部分です。発展とは、今までの自分の主張を踏まえた上で、新たな視点で意見を強化させる主張法です。
意見を発展させる理由は、自分は違った視点で問題を観察していますよということをアピールするためです。
つまり自分の主張を掘り下げて、さらに論理立てることができます。
発展の部分では、基本的にWhat if ?(もし〜だったら?)を考えてあげます。もし〜だったらこうなるよねという全くの別視点で問題を観察することで、自分の意見をスキがないものにすることができます。
最後はまとめの部分です。まとめの部分では、基本的には初めの主張を繰り返します。
このときに大切なことは、同じことをそのまま言うのではなく、言い換え表現を使うことです。
以上が、意見を論理的に組み立てる型です。
どんな話題に対してもこの型を意識して話すようになると、論理的な文章運びが得意になります。
では実際に、型に入れて自分の意見を組み立ててみましょう。
例えば、次のような質問があったとします。
テレビの過度な暴力シーンは、子どもの人格形成に悪影響を与えると思いますか?
※ちなみにこれはIELTSライティングテストで出題される鉄板ネタです。たまにスピーキングのテストでも聞かれたりします。
そこでぜひ一緒に考えてもらいたいのですが、この質問に対して自分の意見を述べてみてください。
自分はアドリブでどの程度話すことができるのか?を確認してみてください。
どうだったでしょうか?
ちなみに、ぼくの意見はこんな感じになりました
ぼくの考えでは、テレビや映画に映る暴力シーンは、程度の差にもよりますが、子どもの人格形成に悪影響を与えていると思います。(主張)
なぜなら、子どもはまだ人生経験が浅く、善悪の正しい判断をする能力が完全に備わっていないため、暴力も正しい行いだと勘違いしてしまう可能性があるからです。(理由)
特に12歳までの子どもはまだ完全に人格が形成されておらず、周りの環境に左右されやすい多感な時期です。(根拠)
だからもし、その時期の子どもがバイオレンスなシーンに過度にさらされた場合、人を傷つけることへの抵抗が薄くなってしまう可能性が考えられます。(発展)
したがってぼくは、暴力シーンの子どもへの過度な露出は、子どもの人格形成にマイナスな影響を与えると考えています。(まとめ)
とこんな感じで、内容の真偽は確かじゃありませんが、一応自分の意見を論理的に組み立てることができました。
上の文章は、すべて型に当てはめて話しています。
このように型を覚えるだけで、倫理的に意見をまとめることができるようになります。あとは、これを英語で話せばバッチリですね。
②:感情と本音にフォーカスする
次に、何を話せばいいのか?が分からないときの対処法を紹介します。
たとえどんなに型を意識しても、そもそも話すことが見つからないなんてこともあります。
ぼくも初めはそうでした。
いくら型を意識しても、全然アイディアが湧いて来ないんです。
なのでそんなときは、次の2つのことに注目して自分の意見を組み立てました。
・自分の感情
・自分の本音
この2つにフォーカスしただけで、ぼくは驚くほどスピーキングが上達しました。
話すことが見つからないがなくなりました。
ぶっちゃけ、IELTSのスピーキングテストでは、難しい哲学的な話をする必要はないんです。
なぜなら、IELTSは話す内容自体よりも、正しく英語が使えているか?を確認しているテストですからね。
だからとにかく話すことが大切なんです。
話すことが思いつかないは一番やっちゃいけないですからね。
てことで、この感情と本音に注目すれば、どんな話題に対してもすぐに答えることができるようになります。
ここで一つ、感情を話すということの例を出してみます。
Do you often wait for people and are you patient?
(あなたはよく人を待ちますか?また、あなたは忍耐強いですか?)
正直、ぼくはこの質問をされた時すごい焦りました。え?人を待つってどういうこと?オレは忍耐強いのか?って。
でも、Noって言ってしまっては話が続かないので、ぼくは自分の感情を軸に意見を述べました。
Well…., I sometime wait for my friend. Especially, when we have a promise to hang out.
(友だちと約束があるときは、たまに待つこともあります。)
But…., Actually, I’m not patient. I hate waiting for someone because it is waste of time and tiring. So…..It’s like that.
(でも、本当のところぼくは忍耐強くないので、待つことが大嫌いです。時間の無駄ですし、疲れますですからね。)
と、こんな感じで答えていたと思います。
ズバリ、嫌いなことは嫌いって述べちゃうんですよね。それが感情にフォーカスするっていうことです。
・嬉しいから
・楽しいから
・悲しいから
・退屈だから
など、自分はどう感じるか?ということにフォーカスすると、比較的言葉につまらないで話すことができます。
感情にフォーカスです!!
次に、本音にフォーカスです。
これも感情と同じで、自分の本音にフォーカスすると話しの内容に困らなくなります。
例えば、IELTSのスピーキングテストでは、以下のような質問をよくされます。
What do you do on your holiday?
(休みの日は何をしますか?)
ぼくはこの質問にいつも困っていました。
なぜなら休みの日は特に何もしていないからです(笑)
え?オレ休みの日は何もしていないんだけど、なんて答えればいいの?って感じでした。
だから、こんな時こそ本音にフォーカスです。
ぼくは自分の本音をそのまま言いました。
Well, I actually do nothing on my holiday.
(えっと、正直に言うと、ぼくは休みの日は何もしないんだ)
I always spend my time on laying on bed and staring at windows.
(休みの日はいつもベッドに横になって、窓を見つめながら過ごしています。)
It may looks like wasting time, but I truly love this peaceful moments.
(一見すごい時間の無駄に思えるかもしれないけど、ぼくはこの平和な時間が心から大好きです。)
とこんな感じで、無理にストーリーを作ろうとせず、自分の本音を話すとすごい楽です。
話すことが自然に出てきますよ。
③:量をこなす!たくさん話す!
意見の組み立て方が分かり、話すことにも困らなくなったら、あとはひたすら量をこなします。
とにかく量をこなした分だけ上手になるので、ひたすら練習あるのみですね。
以下の記事を参考に、たくさんスピーキングの練習をしてみてください。
≫≫【サンプル質問90コ】IELTSスピーキングテスト「パート1」の例題集と勉強法
量をこなす!!!!
英文の組み立て方を解説!
さて、ここまでは自分の意見の組み立て方を話してきました。
IELTSのスピーキングテストの一番難しいところは、そもそも話すことが見つからないというとこでしたので、その部分は解決しました。
ということで、次は英文を組み立てます。
話す内容が思いついて、それを英語にすることができれば、スピーキングに関してはバッチリですね。
で、英文を組み立てるときのコツは3つあります。
①つねに主語と動詞を意識する
②前置詞をつけ加える
③形容詞と副詞を付け加える
この3つのコツを意識するだけで、英文を組み立てることが得意になります。
しかし、理論は簡単に見えても、実際にやってみるとすごく難しいです。
実際ぼくも初めは英語が全く口からでてきませんでした。
あのときの恐怖感は今でも覚えています。
だからこそ、初めはシンプルに!そして簡単な英語を!話すことに集中してみてください。
慣れていけばどんどん難しい英語で話せるようになっていきますからね。
①:つねに主語と動詞を意識する
たとえば、次の文章の英訳に挑戦してみてください。
パーティーはもう終わってるのに、彼はぐずぐずと居残って帰らなかった。
これを訳そうとすると、もしかしたら少し混乱してしまうかもしれません。
えっと、パーティーは終わってるだから、party was over. 家に帰らないは he doesn’t leave ?あれ?でも、ぐずぐずはなんて言うんだろう?Lazy…? tired?
てな感じで。
でも実はこれ、ある動詞を知っているだけですぐに英訳できちゃうんです。
それが Linger(自):ぐずぐずと居残る。
実際に英訳するとこうなります。
The party was already over, yet he lingered and won’t go home.
このように、複雑なニュアンスをもつ言葉でも、一つの動詞で表せることがあります。
つまり、英語って主語と動詞を意識するだけで、十分に意味を伝えることができるんですよね。
だからもし、英語を話すのが難しいと感じているのなら、主語と動詞だけに注目してほしいです。
それだけでほとんどの表現をすることができるようになります。
ということで、まずはどんな質問に対しても主語+動詞で骨格をつくるクセをつけます。
つねに、主語+動詞です。
骨格をつくることができたら、後は前置詞や副詞を付け加えていくだけですからね。
まずは主語+動詞のみに集中してみてください。
②:前置詞をつけ加える
S+V(主語+動詞)
S+V+O(主語+動詞+目的語)
をつねに意識できるようになってきたら、前置詞を付け加える訓練を始めます。
IELTSのスピーキングテストでは、単調な表現だけではなく様々なバリエーションの文法を使うことが求められます。
その時に、すぐに英文のクオリティを上げる方法として、前置詞を付け加えるのが一番簡単です。
前置詞を付け加えるだけで、文章の印象が一気に変わりますからね。
たとえば、次のような質問があったとします。
Are you a student or working?
(あなたは学生ですか、それとも働いていますか?)
これはIELTSのスピーキングテストのパート1でよく聞かれる質問です。
この質問に対して答えていきます。
まずは主語+動詞を意識して答えます。
I work.
(私は働いています)
これで十分です。
とても簡単です。
一応は主語+動詞で答えることができました。
しかし、これだけだと味気ないので評価も低くなるでしょう。
そこで、この文章に前置詞をつけてクオリティを上げます。
I work at a trade company in Tokyo.
(私は東京にある貿易会社で働いています。)
どうでしょうか?
前置詞を付け加えただけで、一気に文章の雰囲気が変わりました。
あたかも英語ができる人かのように聞こえます。
では、さらに前置詞を付け加えてみましょう。
I work at a trade company in Tokyo for two years.
(私は東京にある貿易会社に2年間勤めています。)
まるで印象が違いますね。
このように、英語では前置詞をつけるだけで文章のクオリティを上げることができます。
そして、なにより実行するのが簡単です。
前置詞を使いこなせるようになると、表現の幅が一気に広がるのでぜひ前置詞を攻略してみてください。
③:形容詞と副詞を付け加える
さて、主語と動詞で骨格を作り、前置詞で味付けをすることができるようになりました。
そこで、さらに文章のクオリティを上げるために形容詞と副詞を挟む訓練をします。
形容詞も副詞も文章にそっと付け加えるだけなので、簡単にクオリティを上げることができます。
では、先ほどの質問を深掘りしていきます。
Do you like your job?
(あなたは自分の仕事が好きですか?)
まずは、主語+動詞で骨格を作ります。
I like my job.
(私は自分の仕事が好きです)
はい。
これでOKです。
すぐに言えますよね!
でもやはり味気ないので、副詞や形容詞を加えてここにクオリティを上げていきます。
I definitely like my job.
(私は自分の仕事が超大好きです。)
どうでしょうか?
副詞を一つ付け加えただけで、文章の印象が一気に変わりました。
ではさらに文章を増やしてみましょう。
この時、先ほど学んだ意見を組み立てる型を利用して答えて行きます。
主張(Yes か No か)
理由(Why?)
根拠(What kind of?)
発展(What if?)
まとめ(主張の繰り返し)
まずは、副詞や形容詞を付け加えず主語+動詞だけで文章の骨格をつくります。
I like my job.
(ぼくは自分の仕事が好きです。)
Because, it is interesting.
(なぜなら面白いからです。)
Especially, I like the moment when I completed my tasks. I feel a sense of achievement.
(特に、ぼくは自分の目標を達成した瞬間が好きです。達成感を得られます。)
I think this is my ideal job.
(ぼくは今の仕事を自分の天職だと思っています。)
So, I love my career.
(だから、ぼくは自分の仕事が好きです。)
多少、接続詞は入れましたが、基本的には主語+動詞で文章を作りました。
では、この文章に形容詞と副詞を付け加えてみましょう。
I definitely like my job.
(ぼくは自分の超仕事が好きです。)
Because, it is truly interesting.
(なぜならほとに面白いからです。)
Especially, I like the moment when I completed my tasks. I can feel a strong sense of achievement.
(特に、ぼくは自分の目標を完璧に達成した瞬間が好きです。大きな達成感を得られます。)
I think this is absolutely my ideal job.
(ぼくは今の仕事を間違いなく自分の天職だと思っています。)
So, I really love my career.
(だから、ぼくは自分の仕事がほんとに好きです。)
どうでしょうか?
一気に文章のクオリティが上がりました。
このように、英文を組み立てるときは、3つのステップを意識すると良いです。
①主語+動詞で骨格をつくる
②前置詞で味を付け加える
③形容詞+副詞でクオリティを上げる
英語を話すのが苦手な人でも、この3つのステップに当てはめるとうまくいできます。とにかくたくさん練習をして、慣れることが大切です。
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以上、ぼくがIELTSのスピーキングテストで6.0を取得するまでに実践したことと英会話力を上げる方法でした。
道のりは険しいですが、IELTSはきっと自分を大きく成長させてくれるので、諦めないで頑張ってほしいです。
では、また次の記事でお会いしましょう。
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