高得点を狙うIELTSライティングTask2エッセイの書き方を完全解説

 

 

 
青木すぐる
ぼくの現在のスコアはOA7.0です。
ライティングでも7.0をマークしています。
 
 
 
レオン
日本人でOA7.0は中々いにゃいにゃ。

 

 
青木すぐる
今回は、ライティングTask2で、6.5レベルのエッセイを書くための全知識を紹介していきます。

 

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IELTSライティングTask2の問題とエッセイ構成

スコア6.5以上を目指すなら、エッセイの構成を正しく理解している必要があります。

ここでは、Task2で高得点を取るための構成を詳しく解説します。

 

そもそもIELTSライティングTask2とは?

IELTライティングTask2では、以下のような問題がでます。

IELTSライティングタスク2のサンプル問題


引用:https://www.ielts-exam.net

ライティングTask2では、政治、環境、お金などの分野から質問がされます。

テストでは、その質問に対して自分の意見を答える必要があります。

語数は最低でも250文字以上書く必要があります。

(”How are you” = 3文字)

 

6つの問題パターンとエッセイのタスク理解

IELTSライティングTask2には6つの問題パターンがあります。

 

6つの問題パターン

  1. 賛成か反対かを答えろ系
  2. メリットとデメリットを比較しろ系
  3. ある社会的問題の原因と解決策を書け系
  4. 対立する二つの意見を比べろ系
  5. 対立する二つの意見を比べながら自分の意見も書け系
  6. 二つの質問がされ意見を答えろ系

 

IELTSライティングTask2では、上の問題タイプの中からランダムに出題されます。

 

では、次の問題はどのタイプに分類されるでしょうか?

IELTSライティングタスク2のサンプル問題

問題文をよく見てみると、

What are these problems and how could they be reduced?”

と書かれていますね。

 

そこから考えると、以下に該当しますね。

③ ある社会的問題の原因と解決策を書け系

 

エッセイのトピックとタスクとは?

IELTSライティングTask2のエッセイを書く上で、

問題文のトピックとタスクの違いを理解することが大切です。

エッセイのトピックとは、

質問文はどんな分野のことについて話しているか?

のことです。

 

たとえば上の問題の場合、、、

暴力的な映画が及ぼす社会的な問題について、なので、映画と暴力と社会問題がトピックになりますね。

 

エッセイのタスクとは、

そのこの問題の論点は何なのか?何についてエッセイを書けばいいのか?

のことです。

 

たとえば上の問題の場合、、、

どのような社会的な問題に繋がっているかを書け、とありますので、暴力的な映画が引き起こす社会問題とその解決策を書くことがタスクになりますね。

 

このように、エッセイのトピックとタスクを正しく理解することが大切です。

そうすることで、質問内容とズレのないエッセイを書くことができます。

 

ライティングTask2エッセイの構成の仕方

Task2エッセイを構成するときは大きく4つのパートに分けます。

  1. イントロダクション
  2. ボディパラグラフ1
  3. ボディパラグラフ2
  4. コンクルージョン

 

① イントロダクションで書くべきこと

Task2のイントロダクションでは、最低次の2つの文章を書ければOKです。

  • トピック(議題)のパラフレーズ文
  • 主題文(自分のポジションor概略)

 

1.トピック(議題)のパラフレーズ文とは、要はエッセイの議題を言い換えた文章のことです。

先ほど学んだトピックを言い換えれば簡単に書くことができます。

 

2.主題文(自分ポジションor概略)とは、自分はどんな立場で主張をしていくのか?を述べた文章です。

まずポジションとは、タスク(議題)に対して賛成か反対か、どちらの立場かを明確に述べた文章です。

次に概略とは、「このエッセイでは○○○について述べていきます。」みたいな文章です。

今回のような、自分の意見を聞かれていない問題の場合は、概略を書きます。

 

イントロダクションでは、これら2つ文章を書くことができたらOKです。

 

② ボディパラグラフ1で書くべきこと

ボディパラグラフではメインの主張を深堀していきます。

イントロダクションの主題で、議題に対する自分のポジションを述べたと思います。

そこでボディパラグラフでは、なぜ自分はその立場を取ったのか?という理由を説明していきます。

 

ボディパラグラフは2つで構成しますので、ボディパラグラフ1で一つ目の理由について、ボディパラグラフ2で二つ目の理由をまとめていきます。

 

③ ボディパラグラフ2で書くべきこと

ボディパラグラフ2も同様ですね。

二つ目のメインの主張について深掘りをして説明していきます。

 

④ コンクルージョンで書くべきこと

コンクルージョンでは自分のメインの主張の要約文を書きます。

各ボディパラグラフで2つほど理由を述べたので、それぞれの理由を要約して再度振り返ることができたらOKです。

 

 

このように、まずは構成に沿ってエッセイを書けるようにしましょう。

 

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Task2エッセイを書き始める前にするべきこと

では次に、実際にエッセイを書き始める前に、注意点を見ていきます。

 

結論、Task2エッセイを書き始める前に、大切な2つのことがあります。

 

  1. トピックとタスクを正確に理解する
  2. エッセイのアウトラインを決める

 

①:トピックとタスクを正確に理解しよう

まず、Task2エッセイを書いていくとき、すぐに書き始めてはいけません。

焦らずに、落ち着くことが大切です。

 

まずは落ち着いて、タスクの理解に少しだけ時間を使いましょう。

 

・この問題文のトピックは何か?

・自分は何についてエッセイを書けばいいのか?

・自分の個人的な意見は含めてもいいのか?

 

など、これらをよく確認して理解しましょう。

 

特に大切なことは、「一体自分は何について文章を書けばいいのか?」というイメージを持つことです。

そして、全体の文章展開をザッと頭の中で立てます。

 

そうすることで、総合的に時間短縮にもなりますし、より良いものが書けます。

 

今回も下の問題を例にしていきます。

まず、エッセイのトピック文を見てみると、

“暴力的な映画は深刻な社会的問題を引き起こしている。”

とありますね。

なのでこのエッセイのトピックは、

暴力的な映画とその影響についてであることが分かります。

 

次にエッセイのタスク文を見てみると、

“どんな社会的な問題が引き起こされているのか?”

また、

それらを解決すにはどうすればいいか?

とあります。

 

したがってこのエッセイのタスクは、

具体的な社会的問題とその解決策を書くこと、であることが分かります。

 

かなりしつこくやっていますが、

エッセイのトピックとタスクを理解することは非常に重要だからです。

 

 

②:エッセイのアウトラインを決めよう

次に、軽くエッセイのアウトラインを決めていきましょう。

各パラグラフで何を書けばいいのか?をザッと決めちゃいます。

 

イントロダクション

(1) トピックのをパラフレーズ(言い換え)した文章。

「近年、暴力的な映画によってさまざまな社会問題が起こっています。」

みたいな文章でOKです。

 

(2)主題文→エッセイの概略を書こう。

「このエッセイでは、暴力的な映画が引き起こす、社会問題とその解決策を考えていきます。」

みたいな文章でOKです。

 

ボディパラグラフ1

(1)トピックセンテンス→

暴力的な映画が引き起こす社会的な問題の実例を考えます」などと書ければOK。

 

(2)サポートセンテンス→

具体的な問題について書いていく、一体それはどんな問題なのか?などを説明できればOK。

 

ボディパラグラフ2

(1)トピックセンテンス→

「暴力的な映画によって引き起こされる社会的な問題を解決する方法にいついて考えます」などと書ければOK

 

(2)サポートセンテンス→

具体的な解決策について書いていく、一体それはどんな解決策なのか?などを説明できればOK。

 

コンクルージョン

(1)エッセイ全体の要約→

暴力的な映画によって引き起こされる問題と解決策の内容について端的にまとめられたらOK。

 

このように、先に全体のアウトラインを決めることが大切です。

 

【関連記事】

>>IELTSライティング「Task1」6.5レベルエッセイの書き方と必須知識の全て

 

 

 

実際にIELTSライティングTask2エッセイを書いてみよう!

ではここからは、実際にエッセイを書いていきましょう。

 

IELTSライティングタスク2のサンプル問題

イントロダクションを書こう

イントロダクションでは最低次の2つの文章を書く必要がありましたね。

  • トピック(議題)のパラフレーズ文
  • 主題文(自分のポジションor概略)

 

まずはトピック文の言い換えです。

(トピック文)Many people believe that high levels of violence in films today are causing social problems.

 

これを言い換えて、自分の文章で書くと次のようになります。

 

(パラフレーズ文)More and more people are worrying that excessive violent scene shown in films has been causing serious social concerns. 

 

パラフレーズをする5つのコツ

  1. 名詞や動詞を同じ意味を持つ単語に変える
  2. 単語の順番を入れ替えて語順を変える
  3. 受動形を能動形にしたりその逆もしかり
  4. 二重否定を作ることで同じ意味の文章を作る
  5. 上の全部をミックスして自分なりの言い換えを作る

 

次に主題文を作っていきます。

今回は概略を書きます。

「このエッセイでは、暴力的な映画が引き起こす、社会問題とその解決策を考えていきます。」

みたいな文章が書ければOKでしたね。

 

(概略文)In this essay, I would highlight a few social-related problems triggered by watching extremely violent movies and suggest some solutions for these issues.

 

このような感じでいいですね。

 

ボディパラグラフ1と2の書き方

主題文とは、エッセイ自体の地図のようなものです。

 

一方で、各パラグラフの地図は何かというと、それがトピックセンテンスです。

 

トピックセンテンスとは、これからこのパラグラフでは何について話すのか?を明確に表す文章のことです。

1つのパラグラフにつき1つのトピックセンテンスが鉄則です。

 

それでは、各ボディパラグラフをまとめていきます。

社会問題の内容については、ボディパラグラフの1で、解決策については、ボディパラグラフの2で説明していきます。

 

① ボディパラグラフ1を書こう

(トピックセンテンス)To begin with, one of the serious effects of watching high levels of violent films frequently is that it might ruin the sympathetic emotion of humans and change kind personalities into aggressive ones.

(サポートセンテンス) It is general that not only children but also even adults shape their personalities based on what they see and listen to. Consequently, there would be many people who lack empathy, and this really matters for society. Another worrying trend is that some people can stop helping themselves associate reality with films. So, those who enjoy murderous action movies tend to think that they can hurt or kill bud guys like heroes in the movies and might actually take action. This trend leads to a huge tragedy.

 

トピックセンテンスの部分を赤くしました。

それ以下の文では、サポートセンテンスが続いています。

 

② ボディパラグラフ2を書く

(トピックセンテンス)It is crucial to consider some possible solutions to tackle these issues.

(サポートセンテンス)One of the most effective ways of dealing with the problems is to regulate the films not to reach undesirable consumers especially those aged under 18 or even 25. By doing so, we can protect young people who are more vulnerable to violent films from being violated. This would bring less damage to society. Next, it is important to educate people, particularly children, to make them realize that violence is a dangerous and heavy crime in the real world. 

 

ボディパラグラフ2では解決策について書きました。

2行目以降では、具体的な解決策とその効果について述べています。

 

ぜひ英文を参考にしてみてくださいね。

 

コンクルージョンを書こう

コンクルージョンで書くべきことは次でしたね。

自分のメインの主張の要約文。

ただし、今回のような問題の場合は、暴力的な映画によって引き起こされる問題と解決策の内容について端的にまとめられたらOKです。

 

ということで、実際に書くと次のようになりました。

In conclusion, the influence of watching excessive violent scenes in films is much larger than we expect and it sometimes triggers severe social problems. To combat these issues, it is useful to regulate the movies and educate people on how to manage them.

 

コンクルージョンで大切なことは、要点をボディパラグラフ内の表現と同じにはしないことです。

また、コンクルージョンを書くときは、新しいアイディアや主張を含めてはいけませんね。

 

【関連記事】

>>IELTSライティング「Task1」6.5レベルエッセイの書き方と必須知識の全て

 

最後に余裕があったら見直しをしよう

以下が、今回完成したエッセイです。

 

 More and more people are worrying that excessive violent scene shown in films has been causing serious social concerns. In this essay, I would highlight a few social-related problems triggered by watching extremely violent movies and suggest some solutions for these issues.

 To begin with, one of the serious effects of watching high levels of violent films frequently is that it might ruin the sympathetic emotion of humans and change kind personalities into aggressive ones. It is general that not only children but also even adults shape their personalities based on what they see and listen to. Consequently, there would be many people who lack empathy, and this really matters for society. Another worrying trend is that some people can stop helping themselves associate reality with films. So, those who enjoy murderous action movies tend to think that they can hurt or kill bud guys like heroes in the movies and might actually take action. This trend leads to a huge tragedy.

It is crucial to consider some possible solutions to tackle these issues. One of the most effective ways of dealing with the problems is to regulate the films not to reach undesirable consumers especially those aged under 18 or even 25. By doing so, we can protect young people who are more vulnerable to violent films from being violated. This would bring less damage to society. Next, it is important to educate people, particularly children, to make them realize that violence is a dangerous and heavy crime in the real world. 

In conclusion, the influence of watching excessive violent scenes in films is much larger than we expect and it sometimes triggers severe social problems. To combat these issues, it is useful to regulate the movies and educate people on how to manage them.

 

見直すときのポイント

  • タスクが訪ねていることに答えているか?
  • 明らかな文法ミスやスペリングミスはないか?
  • 250文字以上書くことができているか?
  • エッセイを完了させることができているか?

 

以上、IELTSライティングTask2で6.5レベルのエッセイの書き方でした。

 

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