海外の大学に進学したり、一部大学院へ進んだり、
そのために必要なIELTSスコアはOA6.5です。
IELTS OA6.5を持っているだけで、
海外へ出たときの可能性はうんと広がります。
英語圏に限らず、ヨーロッパへ行く場合も、
OA6.5がカギとなってきます。
(ぼく自身がそうでした。)
そこで本日はOA6.5というスコアにもっと注目し、
その正体と、最短でOA6.5を卒業するための戦略をお話していきます。
IELTS OA6.5とは|どのくらい難しいの?
OA6.5というスコアを今一度解説しますね。
ちなみに”OA”とは、”オーバーオール”の頭文字です。
IELTS OA6.5とは?
IELTSテストは9点満で表されます。
4つの科目の平均点を四捨五入したものがオーバーオールスコアになります。
例えば、次のような場合、
- リスニング7.0
- リーディング6.5
- ライティング5.5
- スピーキング6.0
7.0+6.5+5.5+6.0=25.5点
25.5/4=6.375
6.375を四捨五入して、6.5。
よってオーバーオールスコアは6.5になります。
簡単に言ってしまえば、
4科目の合計で25点以上取れれば、OAスコアは6.5になります。
IELTS OA6.5はどのくらい難しいか?
結論から申しますと、OA6.5は難しいです。
英語がある程度できる方でも、そう簡単には届かない印象です。
TOEICで900点でも、OA6.5に届かない人の方も多いです。
IELTSでOA6.5に届くためには、最低6.25点必要です。
IELTS受験者全体の平均点が5.7です。
特にIELTSはSとWがかなり難しいです。
この2つで6.5以上は上級者でもむずかしいです。
ライティングに関しては、3.0や4.0点は普通に出ます。
したがってOA6.5は難しいと言えるでしょう。
IELTSの難しさに関しては、以下の記事も参考にしてみてください。
【関連記事】
>>【IELTSテストの難しさ】英検やTOEICと比べてどのくらい難しいのか
以上の話を踏まえて、スコア戦略を話していきますね。
最速でIELTS6.5を卒業するためのスコア戦略
いちばん現実的な話です。
最速でIELTS OA6.5突破を目指すならば、各科目、以下のスコアを目指します。
- リスニング:6.5
- リーディング:6.5
- ライティング:6.0
- スピーキング:6.0
このスコア圏であれば、誰でも努力をすれば届く範囲です。
そしてこのスコアを目指す理由は、大きく2つあります。
- 全セクション6.0以上が必須条件の大学が多い
- 高得点を目指すにつれ難易度は劇上がり
それぞれ見ていきますね。
全セクション6.0以上が必須条件の大学が多い
そもそもOA6.5を目指す理由は、海外の大学に進学するためです。
そして海外の多くの大学では、IELTS OA6.5(全セクション6.0以上)が入学の基準になっています。
つまり1科目でも5.5以下があれば、入学を許されないです。
したがって(全セクション6.0以上)は必ず取る必要があります。
そこでライティングとスピーキングは6.0ギリギリを目指します。
リスニングとリーディングで6.5を取ってカバーをするという形です。
これで全科目の平均点が6.25になり、四捨五入で6.5に届く寸法です。
高得点を目指すにつれて難易度は劇上がり
次に、7.0以上を目指すのは少し現実的ではないからです。
例えば、ライティングとスピーキングで5.5でも、リスニングとリーディングで7.0であれば、OAスコアは6.5になります。
ただ、この7.0というのが現実的ではありません。
リスニングで6.5を取るのであれば、40問中、26問正解すればOKです。
つまり、14問も間違えていいいんです。
しかし7.0を目指すのであれば、30問正解しなければいけません。
リーディングも同様です。
この正答数を目指すのはかなり大変です。
まぐれで片方7.0取れても、両方7.0を安定させるのは至難です。
つまり、難易度が劇上がりするんです。
したがって以下のスコアを目指すのが一番現実的だと言えます。
- リスニング6.5
- リーディング6.5
- ライティング6.0
- スピーキング6.0
IELTS OA6.5突破に必要な勉強量とは?
では最後にOA6.5に必要な勉強量について話します。
かなり現実的なことをぶっちゃけますね。
先日こんなツイートをしました。
海外大学への合格条件、IELTS OA6.5
ALL6.0以上までの肌感覚。・大前提、高校英語をしっかり理解している
・S&Wを1ヶ月対策して初受験5.0
・さらに1ヶ月で5.5(ここまでは楽)
・半年留学して、対策して6.0(ここからシンドイ)
・その後毎日5時間4ヶ月勉強して6.5ぼくがバカなだけかも、です。
つまりまとめると、
高校英語をしっかり理解している状態で、1年間びっちり対策をして、やっとOA6.5(全セクション6.0)に届くイメージだということです。
勉強量にして言えば、800時間といった所です。
ただ一つ強調したいことは、
OA6.5は決して簡単な数字ではないですが、
正しく対策をし正しく学べば、必ず到達できる数字だということです。
IELTSライティング 完全攻略 講座
IELTSライティングが完全攻略できるオンライン動画コースを公開しました。
>>詳しくはこちらのリンクから確認できます。
こちらの講座では、IELTSライティングで6.5以上を取るための全てが学べます。
その具体的な方法と考え方を
4時間10分の動画レッスンにまとめました。
IELTSエッセイ攻略に関するすべてが網羅されていますので、
気になる方は>>早めのチェックをおすすめします。
なぜなら上限部数が限定だからです。
海外進出までの時間とお金を大幅にカットできますので、
IELTSを本気で突破したい方は見て後悔はさせません。