はじめまして、Suguru(@sugueigo)です。
IELTSエッセイが書けない人に向けて、書けるようになる勉強法をお話していきます。
IELTSライティングは対策がむずかしい科目の一つです。
独学で勉強を進めていては、到底間に合いません。
短期間でIELTSライティングで高スコアを取るためには、正しい”やり方”を知ることが大事です。
この記事では、短期間でIELTSエッセイが書けるようになる勉強法を紹介していきます。
短期間でIELTSエッセイが書けるようになる勉強法
これから正しいIELTSライティングの勉強法をお伝えします。
ボクはこの方法で勉強して4.0→7.0まで伸びました。
次の5ステップで勉強をすることで、必ずIELTSエッセイが書けるようになります。
- まずは日本語でエッセイを作成してみる
- 作成した日本語を英語に訳してみる
- 英語に訳しやすい日本語を書くことを意識する
- エッセイを分解して書く訓練を重ねる
- たくさんの問題に当たってみること
それぞれ詳しく解説していきます。
① まずは日本語でエッセイを作成してみる
英語でエッセイが書けない一番の原因は、そもそも日本語でも書けないことかもしれません。
まずは日本語でエッセイを書いてみましょう。
エッセイには型というものがありましたね。
・導入(イントロダクション)
・本文(ボディパラグラフ)
・結論(コンクルージョン)
導入では主に、議題と主題を書きます。
議題とは、「○○○○という意見があります。」というような文章ですね。
これに続けて、主題で「私は○○○○に賛成します。なぜなら◻︎◻︎◻︎◻︎だからです。」というように書きます。
そしたら次は本文です。
本文では、主題で述べた理由を詳しく説明してください。
◻︎◻︎◻︎◻︎の部分の根拠や具体例を述べられたらOKです。
最後に結論。
結論では議題の内容をもう一度述べます。
その上で、自分の理由(◻︎◻︎◻︎◻︎の部分)を再度言い換えながらまとめましょう。
以上がエッセイの基本的な型になります。
したがってまずはこれらの作業を日本語でできるようにしましょう。
それさえできてしまえば、英語に直すだけです!
②作成した日本語を英語に訳してみる
日本語でエッセイを作成できたらあと少しです。
英語に直していく作業をしていきましょう。
このとき力が伸びる人と伸びない人の差を教えます。
それは最後まで取り組むかどうかです。
英語に訳していく作業の時、どうしても苦しい時があります。
そんな時に途中で辞めてはダメですね。
もしくは、すぐに英訳を調べてしまったりなど。
これをしてしまっては意味がありません。
着実に力が伸びる方法をお伝えします。
- まずは最初から最後まで自力で訳してみる
- 次に訳せなかった表現&単語を調べてみる
- 別の言い方で訳せないか考えてみる
この3つのステップで取り組むことです。
こうすることで確実に力が伸びていきます。
もう一度確認してみてくだいね。
③英語に訳しやすい日本語を書くことを意識する
ここで英語に訳すときのコツをお伝えします。
日本語文を英語に訳すときは次のことを意識します。
英語に訳しやすい形に日本文を整形することです。
例えば、次の文章を英語に訳せるでしょうか。
「高い給料は満足度がある」
少し英訳するのが難しくありませんか?
どこをどうやって訳せばいいのかが見えません。
一方で次の日本語はどうでしょうか。
「高い給料はぼくに満足感を与えます」
なんか簡単に訳せそうじゃないですか?
「High income gives me satisfaction」
このように、英訳をする最大のコツは日本語文の整形です。
日本語の文章を英語に訳しやすい形に言い換えてあげる、それだけで英訳がぐんと得意になります。
④エッセイを分解して書く訓練を重ねる
エッセイが書けるようになる4つ目の勉強法です。
エッセイを分解して書く訓練をしていきましょう。
一気に長いエッセイを書こうとするとなかなか書けません。
したがって分解して考えることが大切です。
まずはエッセイの構成をよく理解して、イントロダクション、ボディパラグラフ、コンクルージョンと分けて構成していきましょう。
イントロダクションで何を書くのかはもう説明しましたね。(①に戻る→)
次にボディパラグラフで書くべきことは3つしかありません。
- 自分の主張(自分のポジションの理由)
- 主張の根拠
- 根拠の詳細
この3つがすべてです。
それぞれ詳しく説明しますね。
まず自分の主張とは、議題に対する自分のポジションの理由のことです。
つまり、議題に対して自分は賛成なのか?反対なのか?その立場を選んだ理由のことですね。
例えば、「核兵器に反対しますか?」という質問に対して「反対の立場」を取った場合、その立場を選んだ理由を書くということです。
具体的には「核兵器は今すぐにでも廃絶されるべきです。」みたいな感じですね。
次に、主張の根拠。
これはどうして自分の主張は正しいと言えるのか?その根拠を示す文章のことです。
自分の主張が最もらしいと言える根拠を書いてあげればいいんですね。
さっきの例で行くと、「なぜならば、核兵器は非人道的で許されないからです」といった文章になりますね。
最後は、根拠の詳細です。
これは、先ほどの自分の根拠を詳しく説明してあげる文章が入ります。
例えば、「核兵器は罪のない人を、それも大勢を一瞬で灰にしてしまうものだからです。」のような感じですね。
以上の3つがボディパラグラフで書くべき文章になります。
主張の根拠と根拠の詳細に関しては、1〜2つほど文章を書いてOKです。
注意してほしいのは、一つのパラグラフで主張できる事は一つだけだという事です。
最後にコンクルージョンを見ていきましょう。
コンクルージョンで書くべき事は2つだけです。
それは、ポジションの振り返りと主張の要約です。
ポジションの振り返りとは、自分はどんな議題に対してどんな立場を取ったのか?という文章です。
例えば、「私は核兵器に絶対的に反対します。」みたいな感じです。
次に主張の要約とは、自分がその立場を取った理由を簡単にまとめた文章ですね。
各ボディパラグラフで書いた主張を要約できればOKです。
例えば、「なぜなら、核兵器は非人道的であり、人類の存続を脅かすからです。」みたいな。
(人類の存続を脅かす、というのは2つ目のボディパラグラフで述べた主張という程です)
以上、このような感じでエッセイの全体像を把握し分解して考えてみてください。
そして分解した1文1文をじっくり書いていくのです。
それが積み重なって一つのエッセイが完成します。
⑤たくさんの問題に当たってみること
ここまで来ればあとは経験がすべてです。
とにかくたくさんのエッセイを書いていきましょう。その時に大切なことが一つだけあります。
それは自分の表現で書き切るということです。
エッセイを書いている途中で調べてはいけませんね。分からないときは、分からないなりに書いてみるんです。
自分の力を振り絞る、
そういう経験が自分を伸ばしてくれます。
考えても考えても分からない、そしたら最後に調べてみるんです。
それが一番成長できます。
大切なことなので、くり返しますね。
エッセイを書いていくときは、自分の表現で書き切ることが大切です。
その上で考えても考えても分からないとき、そしたら最後に調べてみることです。
これが結局、一番成長できます。
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