こんにちは、はじめまして。
英語ブロガーのSuguru(@sugueigo)です。
IELTSライティングの効果的な勉強法について話していきます。
ぼくは海外大学に行くために、IELTSテストを受けました。
現在のIELTSスコアは、OA7.0です。
この記事では、
IELTSライティング全問題タイプの解説と勉強法について話していきます。
【IELTSライティングを完全攻略したい方へ】
IELTSライティング攻略-全問題タイプを徹底解説!
IELTSライティングでは、「Task1」と「Task2」の2問があります。
勉強法を紹介する前に、まずはどんな問題が出るのか?を詳しく紹介します。
問題の傾向を掴むことが攻略の第一歩です。
IELTSライティング「Task1」の問題解説
IELTSライティングTask1では、情報の要約をする問題がでます。
グラフや表、地図などの情報を150文字以上で要約することが求められます。
そして、問題は大きく4つのタイプに分類できます。
- トレンドグラフ
- 比較グラフ
- プロセスダイアグラム
- 地図の問題
まずはこの4つの問題タイプを理解しましょう。
① トレンドグラフ
トレンドグラフ問題とは、長期間における”ある量”の変化(トレンド)に注目したグラフのことです。
例えば上のグラフの場合、1975年から2000年におけるファストフードの消費量の変化を表していますね。
そして、トレンドグラフには4つの種類があります。
- 折れ線型トレンドグラフ
- 棒グラフ型トレンドグラフ
- 円グラフ型トレンドグラフ
- 表型トレンドグラフ
基本は全て同じですが、グラフの種類が違うだけですね。
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② 比較グラフ
比較グラフとは、ある物事における二つの量や割合を比較したグラフのことです。
例えば上のグラフの場合、さまざまな教育機関における男女教師の割合を比較していますね。
トレンドグラフとの大きな違いは、長期間における量の変化に注目していない所です。
そして、比較グラフにも大きく4つのタイプがあります。
- 棒グラフ型比較グラフ
- 円グラフ型比較グラフ
- 表型比較グラフ
- ミックス型比較グラフ
こちらも基本は全て同じですが、グラフの種類が違うだけですね。
③ プロセスダイアグラム
プロセスダイアグラムとは、ある物の生産過程や生き物のライフサイクルを表した図のことです。
例えば上のダイアグラムの場合、乳製品が生産されスーパーに並ぶまでの過程を表していますね。
生物のライフサイクルを表したものは、次のような感じで出題されます。
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④ マップ問題
マップ問題とは、同じ場所における違う時期の二つの地図を比較する問題のことです。
例えば上のグラフの場合、工事があった前後の二つのマップが表示されていますね。
したがってマップ問題では、これら二つの地図上の変化を説明していくことが求められます。
以上、4つの問題タイプとその内容についてでした。
IELTSライティングTask1では、これらの中から一つが出題されます。
したがって安定して得点するためには、
全ての問題タイプに対応することが大事ですね。
IELTSライティング「Task2」の問題解説
IELTSのライティングTask2では、意見を求められる問題がでます。
政治や環境、暴力や健康に関する質問に対して250文字以上で自分の考えを書くことが求められます。
そして、問題は大きく6つのタイプに分類できます。
- 賛成/反対問題
- 利点/欠点問題
- 原因/解決策問題
- 議論/オピニオン問題
- オピニオン問題
- 質問が2つ問題
まずは、これら6つの問題タイプを理解しましょう。
① 賛成/反対問題
賛成&反対問題とは、ある主張に対して賛成か反対か?と受験者の意見を聞いてくる問題です。
例えば、次のような質問がされます。
In the nearest future the popularity of cinemas will drastically decline.
Do you agree or disagree?
“近い将来、映画館の人気は大きく廃れます。あなたはこの意見に賛成ですか?反対ですか?”
という質問ですね。
これに対してエッセイを書く時は、賛成か反対かを明確に示しつつ、その理由含めて250文字以上で答える必要があります。
② 利点&欠点問題
利点&欠点問題とは、ある物事の利点と欠点は何か?という客観的な事実を聞いてくる問題です。
例えば、次のような質問がされます。
What are the advantages and disadvantages of using social media?
"SNSにはどのようなメリットとデメリットがありますか?"
という質問ですね。
これに対してエッセイを書く時は、ただ単純にメリットとデメリットを述べていく必要があります。
自分の意見は求められていませんので、含める必要はありませんね。
③ 原因/解決策問題
原因&解決策問題とは、ある物事に対して、その原因と解決策を聞いてくる問題です。
例えば、次のような質問がされます。
What are the causes of global warming and how can it be solved?
“地球温暖化の原因はなんですか?またどうすれば解決することができますか?”
という質問ですね。
これに対してエッセイを書く時は、まずは原因を書き、次に解決策を書く必要があります。
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④ 議論/オピニオン問題
議論&オピニオン問題とは、ある主張に対して自分の意見を述べると同時に、その主張を議論する問題です。
例えば、次のような質問がされます。
Some people says the death penalty should be abolished and others not.
Discuss both view and give your opinion.
“死刑制度を廃止させるべきだと言う人もいれば、そうではない人もいます。あなたはどう思いますか?両方の意見も議論させなさい。”
という質問ですね。
これに対してエッセイを書く時は、まずは自分と反対側の意見を譲歩してまとめつつ、その次に自分側の意見を書いく必要があります。
⑤ オピニオン問題
オピニオン問題とは、ただ単純にあなたはどう思いますか?という意見を聞いてくる問題です。
例えば、次のような質問がされます。
Nuclear power plants are crucial to solve electrical problems.
What is your opinion about this?
“電気問題を解決するために原子力発電所は不可欠です。あなたはどう思いますか?”
という質問ですね。
これに対してエッセイを書く時は、自分がどう思うかを述べ、そう思う理由を書いていく必要があります。
⑥ 質問が2つ問題
質問が2つ問題とは、関連性のある2つの質問がされる問題です。
例えば、次のような質問がされます。
Should students be prihibited from possessing smartphones? What are the disadvantages of technological development?
“小学生のスマホ所持は禁止されるべきですか?技術発展によるデメリットはなんですか?”
という質問ですね。
これに対してエッセイを書く時は、それぞれに質問に対して答えていく必要があります。
以上、Task2の6つの問題タイプについてでした。
IELTSライティングを突破するためには、
これら全ての問題タイプになれることが大切ですね。
IELTSエッセイの4つの評価ポイント
IELTSのライティングテストには4つの評価ポイントがあります。
- Task Achievement
- Coherence and Cohesion
- Lexical Resources
- Grammatical Range and Accuracy
エッセイの採点基準ですね。
これらの4つのポイントを満たすことで、高得点を狙えます。
① Task Achievement
Task Achievementとは、しっかりと問題の意図を理解しているか?という評価観点です。
つまり、問題文が尋ねていることに正確に答えられているか?をチェックしています。
問題文に関係ないことを書いていては、評価が下がりますよってことですね。
例えば、オピニオン問題なのに、自分の意見を書いていなかったりなどです。
② Coherence and Cohesion
Coherence and Cohesionとは、エッセイに一貫性があるか?という評価観点です。
つまり、文章がしっかりと論理立っているか?をチェックしています。
話が急に飛んでたり、流れがめちゃくちゃだと評価が下がりますよってことですね。
例えば、同じ段落で2つ以上の主張をしてはいけないなどです。
③ Lexical Resources
Lexical Resourcesとは、豊富な語彙を使っているか?という評価観点です。
つまり、同じ英単語を繰り返し使っていないか?難しい英単語も使っているか?をチェックしています。
簡単な英単語ばかり使っていたり、英単語を間違って使うと評価が下がりますよってことですね。
例えば、"I thinkのthink"ばかりを使っていてはダメってことです。
④ Grammatical Range and Accuracy
Grammatical Range and Accuracyとは、正確で豊富な文法を使っているか?という評価観点です。
つまり、複雑な文法構造の文章も書けているか?をチェックしています。
単調な文法ばかり使ってたり、文法的に間違った文章を書くと評価が下がりますよってことですね。
正確で、幅広い文法構造の文章を書けることが重要です。
以上、IELTSライティングの4つの評価ポイントでした。
IELTSライティングで6.5を取るための勉強法
IELTSのライティングテストで高得点を目指すには、次の3つのことが大切です。
- エッセイの正しい書き方を学ぶ!
- 上手い人のエッセイを真似する!
- 実際にエッセイをたくさん書く!
この3つの勉強を実践することで、効率よく上達することができます。
❶:エッセイの正しい書き方を学ぶ!
まずはエッセイの正しい書き方を学ぶことが第一です。
IELTSのエッセイには型というものがあります。
どのようにエッセイを組み立てればいいのか?という型のことです。
エッセイはお主に3つのパートで構成され、
- 導入パラグラフ
- メインパラグラフ
- まとめパラグラフ
それぞれのパートで書くべき文章も決まっています。
だからこれらのパート構成と文章の役割を学ぶだけで、
驚くほどエッセイが書けるようになります。
逆にエッセイが書けない人は、型を理解していないことがほとんどです。
だからこそ、まずは型を学び書き方を覚えることが第一歩なんです。
そしてIELTSエッセイの型を詳しく学びたい方は、
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❷:上手い人のエッセイを真似する!
次は上手い人のエッセイを真似していきましょう。
学ぶとは真似ることであり、真似は最高の学習法です。
上手い人はどのようにエッセイを組み立てているのか?を見てみましょう。
エッセイのアイディア、文章の書き方、語彙の使い方など、
上手い人のエッセイを読むだけでも大きく成長できます。
学校では真似は良くないと教えられましたが、
実社会では、うまく真似できる人こそ成功できます。
試しに「IELTS ライティング モデルアンサー」などと検索をすれば、さまざまなエッセイがヒットすると思います。
ただし、エッセイの質はバラバラなので、そこはご注意ください。
❸:実際にエッセイをたくさん書く!
最後は、実際にエッセイを書きまくっていきましょう。
アウトプットは学習の最高峰です、書かずに上達はありえません。
自力でエッセイを完成させていくんです。
まずは時間制限を設けずにエッセイを書いていきましょう。
書けるという感覚を掴むことが非常に大切です。
慣れてきたら、時間を測ってスピードを上げていきましょう。
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エッセイの書き方を学ぶ→上手い人のエッセイを真似する→実際に書いてみる→(添削してもらう)というサイクルで勉強ができれば、恐ろしいくらいに英作文力が伸びていきます。
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