IELTSライティングTask2 論理的なエッセイを書くためには?

 

 

エッセイを書くのは難しいことです。

論理的なんてなおさら。

 

ただ、コツさえつかめば簡単です。

文才溢れるぼく(@sugueigo)が、コツを解説します。

 

 

 

IELTSライティング「Task2」論理的なエッセイを書くためには?

そもそも論理的なエッセイってどんなエッセイ?

論理的なエッセイとは、理にかなったエッセイのことです。

 

もっと簡単に言うならば、

論理的なエッセイとは、理解できるエッセイのことです。

もっと言うと、

  • 矛盾がないエッセイ
  • 一貫性のあるエッセイ
  • 筋道立ったエッセイ
  • 構造的な構成のエッセイ
  • わかりやすいエッセイ
    のことです。

 

つまり論理的なエッセイとは、筆者が主張しようとしていることが矛盾なく理解できるエッセのことです。

 

したがって論理的なエッセイを書くためには、主張に矛盾ない、筋道立った、分かりやすい文章を書けば良いのです。

 

では具体的に、

どうすれば論理的なエッセイが書けるでしょうか。

 

論理的なエッセイを書くための4ステップ

4つのステップで文章をつなげます。

すると論理的なエッセイが書けちゃいます。

 

  1. 結論を書く(メインの主張)
  2. 理由・根拠を書く(メインの主張が正しい理由は?)
  3. 具体例を書く(具体例で上の理由・根拠を分かりやすく説明する)
  4. まとめを書く(メインの主張をもう一度言い換える)

 

この4ステップで、でも論理的になります。

 

具体例で紹介します。

 

【質問】

小学生にスマホは持たせるべきではない。賛成ですか?反対ですか?

【答え】

賛成です。(結論)
なぜなら、まだ正しい使い方を知らない彼らがスマホを持つことで、様々な危険に巻き込まれてしまうリスクがあるからです。(理由・根拠)
例えば、SNSで個人情報を公開し過ぎてしまったことで、家を特定されストーカー被害に遭った子もいます。(具体例)
以上の理由で、小学生にスマホを持たせるのは早すぎると考えます。(まとめ)

 

以上、このような感じになります。

論理的に意見を組み立てることができました。

 

あとは自由に、理由の数を増やしたり、具体例を増やしたりすればOKです。

 

まとめると、

(結論→理由・根拠→具体例→まとめ)

の順番で一つのボディパラグラフを構成します。

 

そしてこのパラグラフが集まれば、立派なエッセイの完成です。

 

ちなみにこの記事も、4つのステップで書かれています。

 

 

 

IELTS論理的なエッセイを書くための3ポイント

少しテクニック的な部分を紹介していきます。

IELTS Task2エッセイを論理的にする3つのポイントです。

  1. 明確でクリアな主題を書く
  2. 明確なトピックセンテンスを書く
  3. 直接的なサポートセンテンスを書く

 

① 明確でクリアな主題を書く

明確でクリアな主題は、論理的なエッセイの必須条件です。

 

主題とは、エッセイの内容を分かりやすく要約した文章のことです。

 

具体例で紹介します。

以下の質問に対してエッセイを書くことを想定します。

 

【質問】

ホームレスを救う唯一の方法はお金を与えることである。賛成ですか?反対ですか?

【明確な主題】

私はその意見に反対です。なぜなら、人がホームレスになってしまう原因は考え方にあり、自立支援をすることが一番の解決策だと考えるからです。

 

以上、このような感じになります。

 

この主題を読むことで、読者は次の2つを理解できます。

  1. 人がホームレスになってしまう原因は考え方にある
  2. 自立支援をすることが一番の解決策である

 

エッセイの内容を分かりやすく要約できていますね。

 

主題を書くことで、書き手も筋立ったエッセイが書けます。

 

② 明確なトピックセンテンスを書く

明確なトピックセンテンスとは、そのボディパラグラフ内のテーマを分かりやすく述べた文章のことです。

 

さっき程の例でいくと、

まず初めに、人がホームレスになってしまう原因は個人の考え方に大きく依存しています。・・・・・・文章が続く・・・・・

これが一つ目のボディパラグラフのトピックセンテンスになります。

 

トピックセンテンスを書くことで、そのパラグラフの内容を分かりやすく伝えることができます。

 

直接的なサポートセンテンスを書く

直接的なサポートセンテンスとは、トピックセンテンスを説明した文章です。

 

トピックセンテンスはいつも抽象的です。

それ自体では、理解には程遠いわけです。

 

そこで直接的なサポートセンテンスを書くことで、意味を補ってあげます。

 

直接的なサポートセンテンスとは、ダイレクトにトピックセンテンスの内容を説明した文章のことです。

 

先ほどの例で続けると、

まず初めに、人がホームレスになってしまう原因は個人の考え方に大きく依存しています。つまり、多くのホームレスは、ホームレスにならずに済むのにも関わらず、ホームレスになることを選んでいるということです。ですから、彼らの考え方を変えさせない限り、たとえお金を与えても、彼らはホームレスのままで居続けるでしょう。ある調査によると、・・・・文章が続く・・・・

このようになります。

 

茶色青色の部分は直接的なサポートセンテンスです。

トピックセンテンスの意味を分かりやすく説明しています。

自分の主張内容に対する理由・根拠でもあるわけです。

 

「なぜ自分の主張はそうであると言い切れるのか?それは・・・」の「それは・・・」に続く文章こそが、直接的なサポートセンテンスなのです。

 

【関連記事】

>>【6ステップ】でエッセイを書くのが得意になる!IELTSライティング勉強法!

 

 

 

IELTSライティング 完全攻略 講座

 

IELTSライティングが完全攻略できるオンライン動画コースを公開しました。

>>詳しくはこちらのリンクから確認できます。

オンライン動画コース 

こちらの講座では、IELTSライティングで6.5以上を取るための全てが学べます。

 

その具体的な方法と考え方を

4時間10分の動画レッスンにまとめました。

 

IELTSエッセイ攻略に関するすべてが網羅されていますので、

気になる方は>>早めのチェックをおすすめします。

 

なぜなら上限部数が限定だからです。

 

海外進出までの時間とお金を大幅にカットできますので、

IELTSを本気で突破したい方は見て後悔はさせません。

>>IELTS Task2完全攻略 オンラインコース