No主題、Noエッセイ。
Noアウトライン、No主題。
良い主題とは、良いエッセイの条件です。
良いアウトラインとは、良いエッセイの条件です。
IELTS歴5年のぼく(@sugueigo)が解説していきいます。
IELTSエッセイの主題(Thesis Statement)とは?
主題とは、エッセイの地図のこと
主題とは、エッセイの主張を内容を要約した文章のことです。
エッセイを書くときは、必ず主題を書きます。
どんな論文にもどんなエッセイにも主題は存在しています。
IELTSライティングTask1の場合、オーバビューパラグラフが主題の役割を果たします。
IELTSライティングTask2の場合、イントロダクションに主題を書きます。
主題の大きな2つの役割
- 読者にエッセイの全体像を伝える
- 自分がエッセイを書くための設計図になる
主題を書くことで、このエッセイは何について論じるのか?を読者に伝えることができます。
つまり主題があるおかげで、読者はエッセイの内容を予測できます。
エッセイを分かりやすく読むことができるのです。
また主題は、自分がエッセイを書く手助けにもなります。
主題に沿って書くことで、キレイに仕上がります。
具体的な主題の書き方!
例えば、以下の質問をされたとします。
この質問に関して、主題を書いてみます。
【答え】
このように主題を書くことができました。
つまり主題を書くときは、以下の2つの文章が書ければOKです。
- 賛成か反対か?自分の明確な立場を述べた文章
- そう思う理由を2つ述べた文章
そしてこの主題の内容こそ、エッセイで議論していく内容になります。
【関連記事】
>>IELTSライティングTask2 論理的なエッセイを書くためには?
IELTSライティングTask2エッセイのアウトライン作り
エッセイのアウトラインとは
エッセイのアウトラインとは、エッセイの構成決めことです。
つまりエッセイで書く、大まかな内容を決める作業のことです。
アウトライン作りでは、主に以下の3つのことを決めます。
- エッセイを書く上での自分の立場(トピックに賛成か反対か)
- メインの主張2つ(賛成または反対する理由2つ)
- サポートセンテンス4つ(2つのメイン主張を説明する文章各2つずつ)
つまり、図で表すとこのようになります。
これらのことをエッセイを書く前に決めます。
そうすることで、スムーズにエッセイが書けます。
良いアウトラインを作ることで良い主題が書けます。
良い主題が書けることで良いエッセイが書けます。
ライティングTask2アウトラインの具体例!
【質問】
こちらの問題に対して、アウトラインを作ってみます。
自分の立場(ポジション)
→賛成
ボディパラグラフ1
メインの主張1
→死刑制度は重犯罪の抑止力になる
サポートセンテンス2つ
- 重犯罪を犯せば死刑になることを理解していれば、当事者は思いとどまる。
- 逆に重犯罪に対する罰則が低いと、犯罪を軽く考えてしまう人が増える。
ボディパラグラフ2
メインの主張2
→遺族を守ることができる
サポートセンテンス2つ
- 自分は大切な人を奪われたのに、犯人がのこのこと生きていてはやるせない。
- 遺族の代わりに司法が正義を執行することで、遺族を復讐から救える。
このようなアウトラインができました。
あとは英訳ができればOKですね。
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