IELTSライティングTask2エッセイの主題とアウトライン作りについて解説

 

 

No主題、Noエッセイ。

Noアウトライン、No主題。

 

良い主題とは、良いエッセイの条件です。

良いアウトラインとは、良いエッセイの条件です。

IELTS歴5年のぼく(@sugueigo)が解説していきいます。

 

 

 

IELTSエッセイの主題(Thesis Statement)とは?

主題とは、エッセイの地図のこと

主題とは、エッセイの主張を内容を要約した文章のことです。

 

エッセイを書くときは、必ず主題を書きます。

どんな論文にもどんなエッセイにも主題は存在しています。

 

IELTSライティングTask1の場合、オーバビューパラグラフが主題の役割を果たします。

IELTSライティングTask2の場合、イントロダクションに主題を書きます。

 

主題の大きな2つの役割

  1. 読者にエッセイの全体像を伝える
  2. 自分がエッセイを書くための設計図になる

 

主題を書くことで、このエッセイは何について論じるのか?を読者に伝えることができます。

 

つまり主題があるおかげで、読者はエッセイの内容を予測できます。

エッセイを分かりやすく読むことができるのです。

 

また主題は、自分がエッセイを書く手助けにもなります。

主題に沿って書くことで、キレイに仕上がります。

 

具体的な主題の書き方!

例えば、以下の質問をされたとします。

 

【質問】
あなたは死刑制度に賛成しますか?または反対しますか?

 

この質問に関して、主題を書いてみます。

 

【答え】

私は死刑制度に賛成です。なぜなら死刑制度があることで重犯罪の抑止力になり、遺族を守ることができるからです。

 

このように主題を書くことができました。

 

つまり主題を書くときは、以下の2つの文章が書ければOKです。

  1. 賛成か反対か?自分の明確な立場を述べた文章
  2. そう思う理由を2つ述べた文章

 

そしてこの主題の内容こそ、エッセイで議論していく内容になります。

 

【関連記事】

>>IELTSライティングTask2 論理的なエッセイを書くためには?

 

 

 

IELTSライティングTask2エッセイのアウトライン作り

エッセイのアウトラインとは

エッセイのアウトラインとは、エッセイの構成決めことです。

つまりエッセイで書く、大まかな内容を決める作業のことです。

 

アウトライン作りでは、主に以下の3つのことを決めます。

  1. エッセイを書く上での自分の立場(トピックに賛成か反対か)
  2. メインの主張2つ(賛成または反対する理由2つ)
  3. サポートセンテンス4つ(2つのメイン主張を説明する文章各2つずつ)

 

つまり、図で表すとこのようになります。

これらのことをエッセイを書く前に決めます。

そうすることで、スムーズにエッセイが書けます。

 

良いアウトラインを作ることで良い主題が書けます。

良い主題が書けることで良いエッセイが書けます。

 

ライティングTask2アウトラインの具体例!

【質問】

あなたは死刑制度に賛成しますか?または反対しますか?

こちらの問題に対して、アウトラインを作ってみます。

 

自分の立場(ポジション)

→賛成

 

ボディパラグラフ1

メインの主張1

→死刑制度は重犯罪の抑止力になる

サポートセンテンス2つ

  1. 重犯罪を犯せば死刑になることを理解していれば、当事者は思いとどまる。
  2. 逆に重犯罪に対する罰則が低いと、犯罪を軽く考えてしまう人が増える。

 

ボディパラグラフ2

メインの主張2

→遺族を守ることができる

サポートセンテンス2つ

  1. 自分は大切な人を奪われたのに、犯人がのこのこと生きていてはやるせない。
  2. 遺族の代わりに司法が正義を執行することで、遺族を復讐から救える。

 

 

このようなアウトラインができました。

あとは英訳ができればOKですね。

 

 

 

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