No主題、Noエッセイ。
Noアウトライン、No主題。
良い主題と良いアウトラインを作ることで、良いエッセイを書くことができます。
筋トレYoutuberであるぼく(@sugueigo_com)が、世界一分かりやすく解説していきいます。(ツッコミ所満載。)
エッセイの主題(Thesis Statement)とは?
主題とは、エッセイの地図のこと
主題とは、エッセイにおける自分の立場と、メインの主張を要約した文章のことです。
エッセイを書くときは、必ず主題を書きます。どんな論文にもどんなエッセイにも、必ず主題は存在しています。
主題のないエッセイは、いちごのないショートケーキのようなものです。
IELTSライティングTask1の場合、オーバビューパラグラフが主題の役割を果たしますし、Task2の場合、イントロダクションに主題を書きます。(ふつう多くのエッセイではイントロダクションに書きます。)
主題の大きな2つの役割
- 読者にエッセイの全体像を伝える
- 自分がエッセイを書くための設計図になる
主題を書くことで、このエッセイは何について論じているのか?ということを読者に伝えることができます。
つまり主題があるおかげで、読者はボディパラグラフの内容をある程度予測でき、読んでいる途中で道に迷わずに結論まで向かうことができます。
2つ目に、主題は自分がエッセイを書く手助けにもなります。
主題に沿ってエッセイを書くことで、論理的な構成のエッセイに仕上げることができます。
具体的な主題の書き方!
例えば、以下の質問をされたとします。
このトピックに関して、主題を日本語で書いてみます。
【答え】
このように主題を書くことができました。
つまり主題を書くときは、以下の2つの文章が書ければOKです。
- 賛成か反対か?自分の明確な立場を述べた文章
- そう思う理由を2つ述べた文章
そしてこの主題の内容こそ、エッセイの本文で議論していく内容になります。
【関連記事】
>>IELTSライティングTask2 論理的なエッセイを書くためには?
IELTS「Task2」エッセイのアウトライン作り
エッセイのアウトラインとは
エッセイのアウトラインとは、エッセイの構成決めことです。
つまりボディパラグラフで書く、大まかな内容を決める作業のことです。
アウトライン作りでは、主に以下の3つのことを決めます。
- エッセイを書く上での自分の立場(トピックに賛成か反対か)
- メインの主張2つ(賛成または反対する理由2つ)
- サポートセンテンス4つ(2つのメイン主張を支える文章各2つずつ)
つまり、図で表すとこのようになります。
これらのことを事前に決めることで、詰まることなくスムーズにエッセイを書くことができます。
良いアウトラインを作ることで良い主題が書け、良い主題が書けることで良いエッセイが書けるということです。
ライティングTask2アウトラインの具体例!
こちらの問題について、アウトラインを作ってみます。
自分の立場(ポジション)
→賛成
ボディパラグラフ1
メインの主張1→死刑制度は重犯罪の抑止力になる
- SS1「重犯罪を犯せば死刑になることを理解していれば、当事者は思いとどまる。」
- SS2「逆に重犯罪に対する罰則が低いと、犯罪を軽く考えてしまう人が増える。」
ボディパラグラフ2
メインの主張2→遺族を守ることができる
- SS1「自分は大切な人を奪われたのに、犯人がのこのこと生きていてはやるせない。」
- SS2「遺族の代わりに司法が正義を執行することで、遺族を復讐から救える。」
このようなアウトラインができました。(SS=サポートセンテンス)
あとは英訳ができればOKですね。
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