はじめまして。こんにちは。
英語ブロガーのSuguru(@sugueigo)です。
もし英語初心者がIELTSで6.5を取ろうとするなら、最低でも1日5時間の勉強を1年以上は続ける必要があるかもしれません。
いや、それでも厳しいかもしれません。
最短でIELTS6.5を目指すためのロードマップを記していきます。
そもそもIELTSテストって?
まず先にIELTSについて簡単に振り返っていきます。
IELTSは英語の試験で、書く、読む、聞く、話す能力をテストします。
IELTSにはアカデミックとジェネラルの2つのタイプがあります。
留学生はアカデミック、移住希望者はジェネラルモジュールを受験します。
テストの内容はほぼ同じです。
IELTSテストの内容は?
試験の種類 | 試験時間 | 試験内容 |
ライティング | 60分 | エッセイが二つ |
リーディング | 60分 | 大問3つ全40問 |
リスニング | 30分+10分間の記入時間 | 大問4つ全40問 |
スピーキング | 13〜15分 | 3つのパート |
ライティングでは、エッセイを2つ書くことが求められます。1つ目は、図やグラフの情報で150文字以上で要約します。2つ目は、国際や環境、社会問題に関する意見に対して250文字上で自分の意見を書くことが求められます。
リーディングでは、1400文字程度の長文が3つ出題されます。長文1つにつき13〜14つ問題があり、全部で40問です。長文のレベルはかなり高めです。
リスニングでは、会話文や説明文を聞いて、問題をときます。大問は4つあり、大問1→大問4にいくほど難しくなります。各10問で、全部で40問あります。
スピーキングでは、13〜15分間英語で話すことが求められます。全部で3つのパートがあり、パート1とパート3では英語で質問がされ、それに答えます。パート2では、与えられたお題に対して、2分間くらいのスピーチします。
IELTSテストの採点方式
IELTSテストでは、4つの科目の平均点を四捨五入したものが、最終的なオーバーオールスコアになります。
得点は0.5点刻みで、9点満点です。
例えば、次のような場合、オーバーオールスコアは6.5になります。
テスト科目 | 獲得点数 |
ライティング | 6.0 |
リーディング | 6.5 |
リスニング | 6.5 |
スピーキング | 6.0 |
6.0+6.5+6.5+6.0=6.25。この6.25を四捨五入して、6.5。つまり、オーバーオールスコアは6.5になります。
そして、海外の大学にいくにはオーバーオールスコアが最低でも6.5以上は必要です。
オーストラリアの市民権を取るには7.0以上が求められます。
【関連記事】
≫≫【IELTS初心者へ】初受験でIELTSスコア5.5とるための勉強法と攻略法の全て【保存版】
IELTS OA6.5を目指すためのロードマップ
❶:英語力がゼロの人の場合
もし今の英語力がゼロの場合、IELTSで6.5を取るには最低でも2年以上かかる覚悟が必要です。
もちろん、勉強法にも依存しますが、平均的な目安です。
英語力ゼロの人がIELTSで6.5取るまでの道のり。
英語力ゼロの人がIELTSに挑むためには、
大きく3つのステップを踏む必要があります。
- 英語の基礎力をつける
- 英語の応用力をつける
- IELTSテスト対策をする
これらを終えるまでに最低2年以上はかかります。
目安として、
英語の基礎力を付けるのに6ヶ月▶︎▶︎
応用力をつけるのに1年▶︎▶︎
IELTS対策をするのに6ヶ月▶︎▶︎
このような目安でしょうか。
ただしこれは、毎日一定(3時間ほど)勉強をした場合の話です。
順調に行った場合です。
英語を身につけることは甘くないんですよね。
ただし、不可能でもありません。
そして初心者がIELTS突破を目指すために大切なことは、同時進行で進めることです。
つまり、英語の基礎を勉強しつつもIELTSの問題に触れてみたり、
英単語の勉強をしつつも、初めのうちから話す練習をしたり。
❶ まずは英語の基礎力を付けよう
英語の基礎力というのは、「読む力」と「聞く力」を付けるということです。
つまり、どんな複雑文章でも読みこなすことができて、始めて基礎力があるといいます。
英単語と文法が分かることは基礎力のうちには入りません。
長文が読めるようになって、初めて基礎力の完成です。
そして、基礎力をつけるには、英単語と英文法の網羅は必須です。
だから、英語力ゼロの人がするべき勉強は英単語と英文法を覚えることです。
ぼくが使ってた教材を紹介します!
ぼくの経験をもとに、レベル分けしました。
まず間違いないです。
英語初心者〜中級者向け|英単語張
英語中級者〜上級者向け|英単語張
英文法の総合辞書の決定版(全レベル対応)
英文法問題集の決定版(全レベル対応)
英単語と英文法の勉強に関しては、この4つの参考書を網羅すればバッチリです。
英語力ゼロの状態から上級者レベルまでいけます。
ぼくは高校生のときこの4つの参考書のみで、英語のセンター試験で8割取れました。
そのくらい充実した教材です。
英単語・文法・熟語・語法・発音・アクセントすべて学べます。
❷ 英語の応用力を付けよう
英語の応用力とは、「書く力」と「話す力」をつけることです。
しかし、この2つの力をつけることはかなりハードです。
正直すぐにできるようにはなりません。
ここで挫折をしてしまう人が多いのがもったいない。
書く力と話す力は、簡単には身につきませんが、必ず身に付くものです。
重要なことは、諦めずに英語を使う訓練をするということです。
そして、ぼくの長い英語学習の経験から言えることですが、
応用力をつけるためには、今から始めることが大切だというです。
できないうちから話す、だからできるようになるんです。
もう少し英語が上達してから「話そう」は一生きません。
もう100%断言できます。
今から毎日コツコツ、それが大切です。
❸ IELTSテストの対策をしよう
ここまで話してきたことを実践してきたなら、確実に英語の基礎力は付いているはずです。
あとはIELTS対策をしていくのみですね。
IELTS対策なら、公式問題集は必須アイテムです。
そして、IELTS対策には4つのステップがあります。
- IELTS英単語の勉強
- IELTS長文解釈の勉強
- 「話す」「書く」勉強
- 公式問題集を解く
この4つの勉強を徹底的にやることで、確実にIELTSで目標点数が取れるようになります。
IELTS英単語の勉強をしよう
IELTS英単語の対策に関しては、この1冊で十分です。
ぼくはこれだけ使いました。7.5レベル以上狙えます。
IELTS長文解釈の勉強をしよう
IELTSの長文を読みこなすには、英文解釈の勉強は必須です。
この1冊を理解できれば、IELTSの長文は簡単に読みこなせるようになります。
ぼくはこの参考書を50回は繰り返しました。
「話す」「書く」の勉強をしよう
「話す」に関しては、>>Cambly(キャンブリー) があれば十分です。
毎日キャンブリーに取り組むだけで、IELTSスピーキングで6.5は狙えます。
問題は「書く」です。
今後、IELTS対策をしていく中で、一番の壁はライティングになります。
そしてライティングに関しては、一人で取り組んでいても、びっくりするほど上達しません。
素人がひとりで航海をするようなものです。
確実に沈没しますよね。
したがって「書く」に関しては、しっかりとコンパスと地図を手に、取り組んでいく必要があります。
そこでおすすめなのが、>>IELTSライティング無料講座です。
こちらの講座では、7日でエッセイの書き方を学ぶことができます。
最短で成長したい方にはおすすめです。
ライティングは早く対策することが吉なので、気になる方は>>こちらから詳細を確認してみてくださいね。
公式問題集を解こう
IELTS対策の最後の段階として、あとは公式問題をたくさん解いていくだけです。
時間制限なしで問題を解いてみたり、時間制限を設けて問題を解いてみたり、色んな工夫をして取り組んでみてくださいね。
IELTSで6.5さえ取れれば、海外留学への道が一気に開かれます。
❷:英語力が中級以上の人の場合
では次に、中級者がIELTS6.5取るまでの道のりについて話していきます。
ここで話す中級者の定義は、読む・聞くはある程度できるけど、話す・書くができない方です。
そんな方がIELTS6.5を取るためには、ズバリ、基礎知識のアウトプットが鍵です。
- 英語を使う習慣をつけよう
- ライティングを中心に取り組もう
中級者と上級者との間の一番の壁は、使える知識の量です。
いくら知識があっても、使えないのではずっと中級者どまりです。
❶ 英語を使う習慣をつけよう
ある程度、英語が読めて聞けるようになってきたら、もうインプットの学習はすべておしまいです。
英単語帳を見てもダメです。
長文を読んだり、多読をしてもダメです。
それでは現状維持で、一歩先のステージには進めません。
そこで中級者が最もやるべきことは、英語を使う習慣をつけることです。
つまり具体的には、
・思い切ってネイティブと会話をしてみる。
・英語で日記を付けてみる。
この辺が非常に大切です。
これをやらない限りは、一生上のステージには上がれません。
まずは思い切って>>Cambly(キャンブリー) などを試してみるといいかもしれません。
ネイティブと会話できるサービスです。
いわゆるオンライン英会話。
話す習慣を付けていく中で、知識がより一層定着し、今までの点と点がつながっていく感覚になるはずです。
そして次に、英語で日記を付けること。
これは別に日記である必要はありません。
新聞の一部を翻訳したり、その辺の文字を英訳したり、要は自分で英語を書いてみることです。
この訓練が、あなたを一歩先に連れて行ってくれるはずです。
❷ ライティングを中心に取り組もう
中級者がIELTS6.5を突破できない一番の原因はライティングです。
エッセイ力が低いままでは、スコア6.0にすら届きません。
5.5と6.0の間の差は想像以上に大きいのです。
そこで。
ぜひ今一度、ゼロに振り返って、ライティングを学び直してみてください。
新しい発見や気づきがたくさん出てくるはずです。
もしどこから始めるのがいいか分からない方は、
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豪華な特典もご用意しています。
❸:英語力が上級以上の人の場合
では最後に、英語力が上級者の方へ。
残念ながら、ぼくがあなたに伝えられることはあまり多くありません。
すでに英語に自信があるあなたは、自分の勉強法を確立していることでしょう。
ぜひそれを続けて行ってください。
そして、一つだけ、ぼくから伝えたいことは、ぜひ極め抜いてほしいということです。
ここまであなたは、相当に努力をし、英語を身につけてきました。
IELTS6.5突破も難しくはないでしょう。
だからこそ、ここで止まることなく、そのさらに上のステージへ挑戦してみてください。
何事であれ、極め抜いたものには大きな価値が宿ります。
それでは以上です。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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なぜなら上限部数が限定だからです。
海外進出までの時間とお金を大幅にカットできますので、
IELTSを本気で突破したい方は見て後悔はさせません。