こんにちは、
英語ブロガーのSuguru(@sugueigo)です。
IELTSテストの難しさについて話していきたいと思います。
結論、IELTSはダントツで難しいテストだと感じました。
ぼくはこれまでに、様々な英語のテストを受けてきました。
英検、センター試験、TOEIC、大学入試など。
その中でも、IELTSが一番難しかったです。
本日は、以下のことを話していきます。
・他の英語試験と比べてどれくらい難しい?
・そもそもIELTSテストの形式・問題内容は?
・IELTSテストのどこがそんなに難しいの?
・独学でIELTSスコア6.5取れるの?
そもそもIELTSテストの形式・問題内容は?
さて、先にテスト形式について軽く触れていきたいと思います。
IELTSは英語の4技能を測ってくれるテストです。
小手先やテクニックでどうにかなるテストではないです。
本質的な英語理解を試してくるハードルの高い試験だと言えます。
IELTSリスニング試験の形式・内容
IELTSのリスニングテストは、全40問でテスト時間は約30分です。
4つのパートに分かれています。(各パート10問)
パート1からパート4になるほど問題が難しくなります。
問題の内容として、音声を聞きながら、
穴埋め、正しい答えの選択、マッチングなどの問題を解きます。
IELTSリスニングが難しく感じるポイントは、
会話の一部を聞き取れても意味がないことです。
全体を聞き取れないと正解が分からないようになっています。
また、すべての会話は1回しか流されません。
IELTSリーディング試験の形式・内容
IELTSリーディングテストも、全40問でテスト時間は60分です。
3つの長文問題が与えられます。(各13~14問)
それぞれの難易度は簡単、普通、難しいとなっています。
ただし、どれがどれだかは解いてみるまでは分かりません。
問題の内容として、長さ1,400〜1,500字の長文が与えられます。
穴埋め、正しい答えの選択、マッチングなどの問題を解きます。
IELTSリーディングが難しく感じるポイントは、
3つの長文のうちどれが難しいのか分からない所です。
想像以上に、時間が少なく感じると思います。
IELTSリーディングに関しては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
【関連記事】
>>【IELTSリーディング攻略】全問題の解き方と高得点を取る勉強法
>>IELTSリーディングで安定して高得点を取るためのコツ【攻略法】
IELTSライティング試験の形式・内容
IELTSのライティングテストでは、二つの問題がでます。
Task1とTask2です。テスト時間は60分です。
Task1の目安が20分で、Task2の目安が40分です。
問題内容として、Task1では与えられた表やグラフの特徴を150文字以上で説明することが求められます。
Task2では政治や教育、健康などに関するトピックに対して、250文字以上で自分の意見を書くことを求められます。
IELTSライティングが難しく感じるポイントは、
私たち自身が英語でエッセイを書いた経験が非常に少ないという点です。
エッセイを書くためのルールや型をまずは学ぶ必要があります。
IELTSのライティングに関しては、以下の記事も参考にしてみてください。
【関連記事】
>>IELTSライティング全問題タイプの解説と効果的な勉強法【超攻略】
IELTSスピーキング試験の形式・内容
IELTSのスピーキングテストには3つのパートがあります。
テスト時間は12〜13分程です。
スピーキングテストでは、面接官と対面で会話をします。
テスト内容として、パート1では質問を9〜10コほどされます。
質問の内容は趣味や特技、休日の過ごし方などについてです。
パート2では約2分間のスピーチを行います。
文化、健康、技術、思い出などのお題で2分間スピーチをします。
パート3では、パート2に関連した長めの質問がされます。
質問の数は5〜6コぐらいです。
IELTSスピーキングが難しく感じるポイントは、
実際に外国人と対面で英語を話さないといけない点です。
実際に英語で話す経験を増やすことが必須です。
【関連記事】
IELTSスピーキング攻略におすすめのサービスをまとめました。
>>IELTS特化のオンライン英会話総まとめ!OA7.0持ち筆者が使って良かったサービスを厳選紹介
IELTSは他テストと比べてどれくらい難しい?
IELTSは他の英語試験と比べてダントツで難しいだと感じています。
TOEICや英検は海外大学の入学条件に認められていません。
IELTSが認められているのはそのためです。
ぼくはあれこれテストを受けました。
IELTSが一番難しかったです。
じゃあどうしてIELTSはそこまで難しいのか?
それは、
今までに経験したことのないアウトプットを求められるからです。
IELTSライティングでは400単語以上を書くことが求められます。
それもただ書くだけではありません。
自分の意見を英語で論理的に繋げ、筋道だったエッセイを書く必要があります。
それも制限時間60分の中でです。
スピーキングに関しては、12~13分間も話し続けることが求められます。
自分が考えてもいなかった質問が次々とされます。
日本語で答えるのでさえ難しい内容を、英語で答えないといけません。
この異常なアウトプットの量こそ、IELTSが難しい理由だと考えています。
他のテストでは、英語の知識をアウトプットすることはしませんよね。
どちらかと言えば、読んで聞く、受け身のテストです。
自分からアウトプットをしない分、楽なんですよね。
英単語をうろ覚えでも大丈夫です。
それを書くわけじゃありませんからね。
しかし、IELTSではそうはいきません。
英単語が分からないとエッセイは書けません。
自分の意見も主張できません。
今までアウトプットの機会がなかった私たちにとっては、それだけで難しいテストです。
それに加えて、IELTSテストは英単語のレベルが高いです。
そのうえに文法が非常に難しいです。
それもまた難しい理由の一つでしょう。
IELTSテストのどこがそんなに難しいのか?
「IELTSテストのどこがそんなに難しいのか?」
これついてもっと具体的に話していきます。
結論を言うと、
- 英単語のレベルが全体的に高い
- リーディングの長文が複雑で長い
- ライティングでエッセイが書けない
- スピーキングで話せない
これら4つが難しい原因です。
① IELTSの英単語はレベルが高すぎ
IELTSテストに登場する英単語はレベルが高いです。
医学の専門用語がふつうに出てきます。
何この英単語?というのが長文一つにつき20個〜30個は出てきます。
簡単に言えば、一つの文章に必ず一つは専門用語が混ざっています。
ただでさえ読みにくいのに、尚更読みにくく感じてしまいます。
IELTSでは、幅広い英語の類義語を知っていることが前提です。
対義語を知ってることも前提とされています。
そこが、IELTSは難しいなと感じます。
② リーディングの長文が複雑で長い
IELTSリーディングの長文のレベルが高すぎます。
長文の長さは、一つ1,400~1,500文字くらいです。
何これ先が見えない、がずっと続く感じです。
そんな長文が3つも出題されます。
そして何より、文法が難しいため読んでも簡単に理解できません。
この時点でもう難しいのに、
テスト時間はたったの60分間です。難しいですね。
③ ライティングでエッセイが書けない
IELTSライティングが難しすぎます。
60分以内に二つもエッセイを書かないといけません。
字数は最低でも、400文字以上が必須条件です。
そして何より、Task2のエッセイでは、
政治、お金、健康、社会福祉などのトピックからランダムででます。
それらに関する専門用語や知識を知っている必要があります。
知らないと何も書けません..。難しいですね。
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④ スピーキングで話せない
IELTSスピーキングで話せません。
12分〜13分間、英語で話し続けないといけません。
これが非常に厄介です。
そのうえ、対面ですから緊張もします。
英語で話した経験がない人にとっては、まず無理でしょう。
パート3では、長々しい質問もたくさんされます。
パート2は2分間のスピーチをしないといけません。
それもほぼ即興でです。
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独学でIELTSスコアOA6.5は取れるの?
では最後に、独学でできるのか?について話していきます。
まずIELTSスコアは1点から9点満点まで、0.5点刻みで付けられます。
その中で6.5点といえば、海外の大学の入学基準になっています。
IELTSを勉強する上で、OAスコア6.5点を目指す人は多いはずです。
そしてこの6.5は独学で取れるのでしょうか?
結論、独学でOA6.5点はかなり難しいと思います。
リーディングとリスニングに関しては、なんとかなるかもしれませんが、
ライティングとスピーキングはそうはいきません。
無理というわけではありませんが、
ぼく自身、独学では中々OA6.5には到達できませんでした。
東大生でも、平均スコアは6.0点というデータもあります。
もちろん不可能ということではありません。
しかし、時間がかかってしまいます。
それでしたら、素直に人に教わるのが一番良いでしょう。
ぼく自身、人に教わるようになってから点数が伸びていきました。
短期間でOA6.5点突破を目指すなら、経験者に教わりましょう。
それに越したことはありません。
独学で続けていては何年かかるか分からない恐怖です。
多少かかってもオンライン英会話などはぜひ検討に入れるべきでしょう。
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